きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

きものイベント
尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
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第30回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
優勝者と支部/学園長感激のコメント
振袖之部
熊本北支部 小嶋 紀子 さん
小嶋紀子さんと世戸口マサ子支部長今年の全国大会出場は諦めていました。当初の日程では、仕事の都合でどうしても無理だったからです。しかし、予定が変わって「これはチャンス!」と出場を決意しました。振袖の出場を今年で最後に、と考えていたからです。練習不足だった予選会では、自分の着付けに満足がいかずとても悔しい思いをしました。もうあんな悔しい思いはしたくないと繰り返し練習に励みました。「ああダメだ…またダメだ…」と何度もくじけそうになりましたが、その度に「大丈夫、大丈夫とてもきれいにできていますよ」と世戸口マサ子支部長が優しく声をかけて下さるので、自分の自信へとつなげることができました。そしてむかえた大会当日。緊張は深まり、肩や手足がガチガチに固まっているのを感じました。リラックスしようと、練習風景を思い起こしても失敗ばかりが頭をよぎって…何度も何度も深呼吸を繰り返していました。そんな極度の緊張状態にあった私を救ってくれたのは、本部の福田師範のお言葉でした。「着付けを楽しんで」と。フッと緊張の糸がゆるみました。一番大事な事を忘れていた自分に気が付き、その後は落ち着いて臨むことができました。松嶌会長より「優勝おめでとう!」と賞をいただいた瞬間は涙でいっぱいでしたが、今は優勝の実感も湧き言葉に言い表すことのできない程の感謝の気持ちでいっぱいです。これからもこの気持ちを忘れることなく努力を続けていきたいと思います。最後に優しく時に厳しくご指導くださった世戸口マサ子支部長、野添名誉支部長をはじめ諸先生方、仲間達、そしてあたたかく見守ってくれた家族に心から感謝致します。
熊本北支部 世戸口 マサ子 支部長
火の国からあつい思いで望んだ第30回記念の全国大会、選手7名お互いに励まし合いながらの出場でした。そんな中で振袖之部優勝小嶋紀子さん両隣の先生に「小嶋さんよ、先生小嶋さんよ」と言われ身体が宙に浮いたような気持ちで舞台へと進みました。小嶋さんは物静かで落ち着いた方です予選会で会長より練習不足ですねと言葉を頂き一緒に出場する振袖仲間と三人で練習時間を合わせ練習に練習を重ね(えーもうこんな時間)と時間のたつのも忘れる熱心さにあとはただ一途に初心不忘の精神で大会に望んでいただきました。その成果三人とも見事に決勝戦進出することができました。晴れて小嶋さんの頭上に清く神秘に輝く王冠が会長の手からつけていただき感激で光る涙は熊本北支部の宝です。そして本人の努力はもちろん紀子ちゃん優勝する迄頑張りなさいとご家族初め叔母様達の暖かい支えで見守ってくださる愛情に感謝いたします。又藤末講師は体調が悪いのにもかかわらず客席で選手一人一人に祈るような気持ちで応援してくださる姿に頭が下がる思いでした。忙しく手伝ってくださる渡邊先生、私は優秀な講師と共に学んでくださる生徒に恵まれて最高の幸せを感じております。熊本北支部心を一つに小嶋さんの優勝を新たなスタート点に更なる努力で精進してまいります。
小紋着せ付け之部
福井中央支部 伊部 佳奈恵 さん
伊部香奈恵さんと橋本和美支部長「小紋の着せ付けに出てみない?」と橋本支部長のお誘いを受けお勉強を始めたのが今年に入ってからの事でした。ずっと憧れていた着せ付けのお勉強だったので、厳しいお稽古も苦しいと思ったことは一度もなく、支部長から頂くアドバイスの一言一言がただただうれしくて楽しくて仕方ありませんでした。モデルをお願いした昨年度着せ付け優勝者にして大先輩でもある酒井かおるさんと一緒に、私が初めて自分で購入した黒地のきものに合う様に帯と小物一式のコーディネイトを考えました。でも思うようなものが手に入らず、結局支部長と手作りで作りました。本番は支部長の「この場に立っていられる事に感謝して、かおるさんとうれしく楽しく臨むこと」との言葉を胸に心を込めて着せ付けました。思いがけず優勝を頂き、私自身が一番驚いています。この優勝は、まるで自分の事の様に喜んでくれた私の祖母をはじめとする家族、教室の皆さんや納得のいくまで練習に付き合ってくれたモデルのかおるさんそして、根気よく指導してくださった諸先生方全てに送られたものとして受け止め、これからも楽しくお勉強を続けていきたいと思います。
福井中央支部 橋本 和美 支部長
昨年に引き続き優勝させて頂けるなんて夢のようです。着せ付け初出場で福井中央支部 伊部香奈恵さんと呼ばれてびっくり、でもよく頑張りました。酒井かおるさんをモデルにして、また酒井さんの展示(昨年度着せ付け之部優勝者展示)のためのお稽古に合わせ、多くを学んでの出場だったと思います。私をせっついての特訓会、今思えばよくやったなあと思います。また、お家でも毎日練習は欠かさなかったようです。何よりも、小学4年生の酒井希ちゃん(振袖之部出場)を交えての、楽しいお稽古と、全国大会を楽しもうと、ホテルオークラに行きたいと、和やかに参加したのが良かったのでしょうか。今、私の周りにはきもの好き、コンテスト好きのちびちゃんを含む仲間がいます。そんな仲間に励まされることを、とても幸せに思います。仲間とともに、これからもきものを楽しみたいと思います。有難うございました。
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