きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

きものイベント
尚美流 全日本プロきもの選手権大会
   
第32回 尚美流 全日本プロきもの選手権大会
全日本プロきもの選手権大会初出場のコメント
北海道・札幌手稲支部 山平 喜久 助講師
この度初めてプロ選手権大会に出場させていただきました。生徒気分もいくらか残しながら、助講師として新しい紺の制服を身に付け緊張しながら会場に入りました。
 初めて目隠し着付けの練習を始めた時、その難しさに、自分は果たして出場できるだけの力があるのか…まだ早いのではと毎日が不安でした。武田先生の「大丈夫きっと出来るようになりますよ」の言葉を励みにしながらもなかなか思い通りにならない歯がゆさ。
 そんな中緊張の舞台に立ちました。結果は別にして、ちょっぴりの充実感と失敗の後悔とが入り混じった、でも楽しかったなあの気持ちの方が強かったです。
 「Shobi」で拝見する全国の先生たちのお顔を近くで見ることができ、又、思いがけず言葉をかけてくださった学園長の皆様方に感謝しております。今回は反省点が沢山見つかりました。次回に向けて生かしていきたいと思います。

秋田県・北奥羽支部鹿角南学園 畠山 冨美子 正講師
講師になった頃から、学園長の湯沢先生に「一度は行ってみましょうね」と言われていた「納会」に今年初めて参加することにしました。
 目隠し着付けへの挑戦ですが、練習の時は何度やっても思う様に仕上がらず、不安をかかえたまま出発の日を迎えました。
 前日に乗った夜行寝台列車が四時間も遅れ、大会に間に合うかとハラハラして、会場に着いた時は「後三〇分で入場です」との滑り込みでした。
 舞台に上がった時は、緊張や不安よりも間に合って良かったとホッとした気持ちでした。何とか決勝の八分で着れたのですが周りの人達の仕上がりを見て、自分の未熟さを痛感しました。
 終わってホッとした後のパーティーの楽しかった事、翌日の会歌の指揮という大役を同じ鹿角の二人の講師と共に無事やり終えた事、とても良い思い出になりました。
 パーティーで同席だった熊本北支部の方々と「又来年会いましょう」と言って別れました。
 今回出会った人達、感動、刺激に又会える日を目標に明日から練習に励みます。

愛知県・名古屋中央学園 門前 敏江 助講師
七月の全国大会から四カ月、全日本プロ選手権大会にようやく参加資格を頂けるところまできました。ゆっくりと十三年の歩みでしたが、なんとかここまで続けてこられたのは、辛抱強い先生方のご指導と、家族の応援のおかげだと、心から感謝しております。
 初めての全日本プロ選手権大会では、今まで指導者としてお世話になった先生方のプロとしての厳しい一面を会間見て、そのいつもとは異なる眼差しに、先生方の技術を磨くことにかける心意気と、指導者としての誇りが伝わってきました。何年携わっていても常に技術を磨く努力と謙虚さが、確実な「技」と「心」を支えているのだと思いました。
 私もこの感動を忘れずに努力を重ねていきたいと思います。

兵庫県・兵庫相生支部 河原 真理子 助講師
初めての目隠し着付けに挑戦させていただきましたが、直前に風邪をひいて、あまり練習もできず、最悪の状態でした。岡本先生からは「度胸だめしと思って出なさい。」と言われておりましたので、とにかく目隠しの舞台に立つこと、そして、十分で着られることを目標に出させていただきました。「よーい、始め」の声で、心臓が倍の速さで動いてしまい、自分で納得できない着付けになりましたが何とか十分で着られたことに、ホッといたしました。
 まだまだ未熟で至らない私を、ここまで引っ張ってくださった先生に感謝すると共に、来年はもっと練習して臨みたいと思いました。
 二日目、舞台で一生懸命着せ付けされる先生方の輝かしいお姿を見せていただきながら、私も、もっと勉強して、いつか同じ舞台に立たせていただきたいと思いました。
 今回初めての納会でしたので、会長様から助講師のお免状をいただき、竹田先生から帯差しをいただき、大変有り難く、嬉しく引き締まる思いの二日間は、これからの私のきものに対する大きな目標が持てた、記念すべき納会だったと思います。

岡山県・岡山中央支部 掛島 章子 助講師
本年度初めてプロきもの選手権大会の目隠し着付け之部へ参加させて頂きました。
 今までの生徒として参加していた全国大会と大きく違いを感じたのは、周りの方々が皆さん『先生』と言われる方々ばかりと言う事でした。
 素晴らしい技術を持っている先生方の取り組む姿は、自分も参加者という事を忘れるほど見ごたえのあるものでした。
 技術の研鑽もさることながら、日頃の着付けに対する姿勢を強く感じ、また参加している方、来場されている方、スッタフの方たちへの気配り目配りなど大変勉強になりました。
 技術者、指導者としての不可欠な心を見せて頂いた気がします。
 十分にレベルの高い大会に参加できたことに満足せずに、今後ますます精励していきたいと思いました。
 
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