きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

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北海道札幌澄川学園　藤本由見子さん

壇上に登られてゆく受賞者の皆さんの華々しい姿に、只々見とれていた表彰式。最後の発表ではどれ程素敵な方が呼ばれるのかと見回していました。その様な状態のなので自分の名前が呼ばれた時、正直誰の事か解らなかったのです。次の瞬間には土肥先生の姿を探していました。　大会の練習時は一度も7分をクリア出来ずに一番出来の悪い私を、身を削るように指導して下さった先生のお顔を一番に見たかったのです。そして同じ教室の先輩方のお顔をみつける度に胸が詰まりました。こんなに素晴らしい方々との出逢いがあって、今ここに立つ事ができる。『縁』というものにこれ程感謝した事はありません。この気持ちを宝物に、今後もきもの道に精進したいと思います。

北海道札幌澄川学園　土肥美保子学園長

平成9年に札幌澄川学園として独立し、会長先生の「小さな学園を広めよう」の趣旨に従い、今まで「着付け」の普及に努めてまいりました。その後6年目一般の部に「準優勝」し8年目の今年、念願の大きなタイトルを得ることができました。これも生徒の並々ならぬ努力の結晶ですがこれをサポートして下さった北海道本部上野本部長を始め諸先生・講師・助講師・助手の皆さんの賜物と感謝しております。ありがとうございました。
　私は昨年体調を崩し今年が最後の挑戦と意を決して臨みました、結果藤本さんが見事栄冠を得ることができ、私にとって大きなプレゼントとなり指導者冥利に尽きるものとして感激しております。
　本当にありがとうございました。

東広島支部鴻ノ巣学園　岡林知子さん

私は大会が近づくにつれ、いろいろな問題やプレッシャーで苦しみ悩みました。そんな私をいつも暖かく見守ってくれていたのが、学園長でもある母の存在でした。学園長には着付けを通して、技術だけではなく、いつでも冷静にいるという心の強さの必要性を教えて頂きました。今回、優勝という夢のような賞を頂き本当に嬉しく思います。大会までの過程を大切にしてこれからも着物の道に励み、又人間性を磨いてきものの似合う女性を目指したいと思います。一緒に頑張ってきた仲間、暖かく見守ってくれた家族、優しく声をかけてくれた方々に心から感謝致します。

東広島支部鴻ノ巣学園　岡林典子学園長

何事に対しても一生懸命に取り組み、「こうした方がいいよ」という言葉を素直に受け止め自分の物にしていく知子さん。七ヶ月の乳飲み子を連れての参加は、未知の事でハプニングが起きないようにと願うばかりでした。そんな中での優勝は言葉で言い表せない位嬉しく、良く頑張ってくれたと心から有り難うの気持ちで一杯でした。これも偏に周りの皆様や家族の暖かい協力があっての事と深く感謝しております。これからも一歩一歩前進し、教室の生徒さん達の良きお手本となって、頑張ってほしいです。そして生まれたばかりの学園の発展のためにも…。

北海道札幌東学園　岩本久榮さん

亡き母がよくきものを着ている姿を小さい頃から見て育った私は、年を重ねるにつれきものに対するあこがれが増してきました。退職を期に、一念発起して教室に通うことにしました。自宅からそう遠くないところにこんな素晴らしい教室があることの幸運さ。更にもう一つの幸運が重なりました。僅か1年で優勝とは、私をはじめ周囲の誰もが予期せぬ出来事です。併せてパーソナルビューティ賞も頂戴することができて身に余る光栄です。今回の2つの賞は、上野紀世子本部長の無心で自分の手を信じて着付けに臨むことをお教えくださいましたこと、涌井先生を始め、古川先生や福永先生の着付けの基礎や作法の的確な指導、そして教室の方々のご援助があったお陰であると痛感しています。
今後は、授与式の際に頂いた「一心にきものに向かう」の精神のもと“もっと美しく・もっと合理的動作へ”の追求のため、着付けの技を磨く所存であります。

北海道札幌東学園　涌井韋久子学園長

長い道中のあと少し緊張ぎみでしたがパーティでのおいしい食事をし、アトラクションや会長先生と祐斎先生のトーク等をみて少し本人も心なごんだ様でした。翌日、留袖シニアの部に出場した岩本久榮さんは、教室に習いに来て1年余りですが北海道の地区大会から全国大会に向けて練習に練習を重ね大会に出場し、ステキなパーソナルビューティ賞を戴き感激をしていたところ、更に優勝という大きな賞をいただくことが出来ました。優勝、岩本久榮さんと発表された時は耳を疑い乍ら気がついたら自分も壇上に上がっておりました。今まで共に練習をしてくださいました仲間達、そして諸先生方、有難うございました。これからもきもの道に励んでゆきますのでよろしくお願い申し上げます。

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