きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

きものイベント
尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
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第29回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
優勝者と支部/学園長感激のコメント
留袖一般之部
兵庫 兵庫中央支部 新屋敷 一代 さん
新屋敷一代さんと福田田鶴子支部長2001年2回目の出場の時は「決勝戦に残りたい」と思ってそれだけを目標にしていたにもかかわらず上位入賞させて頂きました。大会の帰り道、福田支部長から「来年の大会どうする?」の問いかけに「もちろん出ます、支部長と一緒にあの舞台に立ちたいんです」と…実力も無いのに軽く言った言葉に後悔しながら心の中でもう引き返せない。先生ごめんね、来年はもっと練習するから…と弱気になり、私の最初の計画では、第30回大会4回目も出場するのだから…と開き直り、今年は支部長に恥をかかせない様、せめて決勝まで残れますようにと、臨んだ大会でした。目標を持ち計画を立て“夢は必ず実現できる”と思いながらも大会間近になり、衿、おはしょり、裾、お太鼓すべてに納得がいかず、まして6分で着る事さえも至難の業である事に気付いて、上位入賞も無理だと思ったのに、こんなすばらしい賞を頂くことができました。これも諸先生方のご指導と教室の皆さん、職場の方々の励ましと応援のおかげです。本当に先生方には覚えが悪く、ボーッとしている私をこれまでご指導頂いたと感謝でいっぱいです。更なる目標に向かって邁進して行きたいと思いますのでこれからもどうぞ宜しくお願い致します。最後に、この素晴らしい感動を体験できる場を与えてくださり誠にありがとうございました。
兵庫 兵庫中央支部 福田 田鶴子 支部長
尚美流の一年で一番熱い日は兵庫中央支部にとって熱い思い出の残る記念すべき一日となりました。“教えることは尽くすこと”…を座右の銘として講師や生徒さんに接してきました。皆さんも素直な気持ちで接してくださり、花咲く日をどれだけ心待ちにしていたことでしょう。本人の努力は言うまでもありませんが、講師さん達、生徒さん方応援してくださった皆さん。すべての人の心と力が一つとなって今回の素晴らしい賞を拝受することが出来ました。特に私の留守をしっかりと守り、暖かくきびしく指導し選手をささえてくれた講師には感謝の気持ちでいっぱいです。“優勝するまで頑張ろう”とうれしいことを言ってくれたとき、ひとりで涙してしまいました。そのことが現実となりました。今、生徒と講師の中ではまた新しい目標に向かって進む活力が生まれているのだと感じます。素晴らしい一日を有難うございました。
留袖ヤングミセス之部
長野 長野南支部 小松あゆみ さん
小松あゆみさんと古賀春湖子支部長2001年の全国大会は、最終審査に残る事ができず涙を流した私でした。「もう一度一から出直しよ」という古賀春湖支部長、佐代子副支部長の言葉に「もう一度だけ、これが最後」と心に決めこの大会に臨みました。大会一週間前、思うように着る事ができず、もう一度最初から基本姿勢を確認し、それでいいのよと言って頂いたのが三日前。不安でいっぱいの私でしたが、姉から「なぜそんなに思いつめるの?」と言われ、楽しむと言うことを忘れていた自分に気付きました。大会当日は、そこにいられる事がただ嬉しくて、今まで指導して下さった先生方への感謝の気持ちでいっぱいでした。優勝者の発表で自分の名前が呼ばれた時は、驚きと感激で涙が止まりませんでした。いつもあたたかく見守ってくださった支部長始め諸先生方、そして仲間達にも感謝の気持ちでいっぱいです。この気持ちを忘れる事なく、尚美流の教えを守り努力を重ねていきます。
長野 長野南支部 古賀 春湖 支部長
ヤングミセス之部で優勝≠キばらしい賞を頂き、感無量です。小松あゆみさんは、十年にして手にした王冠です。会長の手から王冠をつけて頂いた時の光はキラキラと光るダイヤモンドのように美しく見せてくれました。苦しみも悲しみも変えてくれました。御嶽山の山の中より遠い教室に通い、コツコツと練習してわからない時は素直な気持ちで先生に聞き、前向きに努力した彼女です。ここまで来るには、家族のあたたかい協力があったからと思います。これから指導者としての道を、この賞に恥じることなく前進していくことでしょう。ここ四年間各部門での優勝をさせて頂き、夢のようです。私ももうすぐこの道30年近くなります。やっと全国の皆さんと肩を並べる事が出来るようになりました。これからも講師と共に「初心不忘」の気持ちを忘れず精進してまいります。
留袖シニアミセス之部
神奈川 厚木学園 青木多津子 さん
青木多津子さんと酒井陽子学園長思えば、酒井学園長との出会いが私をきものの道へと導いてくれました。「娘の成人式の晴れ着を自分の手で着せたい」との想いでお教室に通い始めたのです。しかし、家庭、子育て、仕事の中でのお稽古は続かず、休みがちな私を酒井学園長は根気よくいつも快くご指導くださいました。その間、娘は晴れ着を着付ける間もなく嫁いでしまい、またまた、遠のく足を幾度か引き戻して頂き、やっとお稽古に専念できるようになりました。大会への出場を決めた日からの練習は厳しいものでした。今日はかけ襟、明日は裾合わせ、そして、帯…と課題山積みの日々でしたが、兎に角、「先生のご指導通りに…」という思いで大会に臨みました。大会当日は、今までの練習を一心に集中させ、7分6分の時間と戦いながら必死で着付けに専念しました。そして、思いがけない優勝、ここまで育てて頂いた酒井学園長や厚木学園の皆さんの笑顔が広がり万感の思いで優勝杯を頂き、会歌が流れると涙が込み上げ感謝の気持ちでいっぱいになりました。これからも、きものと関わりながら尚美流の技術と心を学び、娘や孫に伝えていきたいと思っております。
神奈川 厚木学園 酒井 陽子 学園長

21世紀、初の第29回全国大会の朝、琵琶湖より一直線のご来光が私の部屋に差し込み今日はきっと良い事がある、と思い思わず合掌してしまいました。そしてプログラムも進み表彰の時を迎えました。そして「シニアミセス優勝、厚木学園青木多津子さん!」と名前が呼ばれた時は頭の中が真っ白になってしまい涙がいっぱいで前が見えなくなってしまいました。思えば青木さんは十指に余る年月を厚木学園の為にいろいろささえてくださり、去年初めて全国大会に出場して「シニアミセス之部」で二位をいただき、そのプレッシャーに押し潰されず厳しい練習の日々を良くついて来てくれたと思います。そして今大会は「振袖之部」三位とパーソナルビューティ賞、「留袖一般之部」三位と五位、生徒の皆さんがそれぞれすばらしい賞を頂くことができ厚木学園にとって本当に嬉しい大会となりました。「生徒と心をひとつにしてみんなで一生懸命」を目標に本当によくがんばってまいりました。これからも自分の足元をしっかりと踏みしめてなお一層の努力をしてまいります。

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