きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

美容師・理容師を対象に「個性美学」と婚礼衣裳の着付けやコーディネイトに取り組んだ「尚美流」(和装が楽しくなる)

美容師・理容師を対象に「個性美学」理論を実践的に学ぶ研究会とした 個性美学とは…

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日本尚美会と日本個性美学研究所

日本尚美会は、昭和36年に発会して以来、美容師・理容師を対象に「個性美学」理論を実践的に学ぶ研究会として発展しました。美容ショーの開催、通信講座の発行などを通じて日本各地で人材の育成につとめ、そのテーマのひとつとして婚礼衣裳の着付けやコーディネイトに取り組んでいたメンバーから『尚美流 全日本和装協会』が誕生しました。
日本尚美会では創学者から受け継いだ松原安治前会長によって実践的な理論体系が完成されました。現在、松嶌 徹尚美会グループ会長が兼務し、純粋理論を守りながら、和装魅力術やヨガ健康法への応用研究を続けています。講師育成、「個性美学研究所」の開設、講演活動などをおこなっています。
「個性美学」「相環表」などは尚美会グループの登録商標です。この理論の一部を用いた出版、講演などを希望される際は、かならず尚美会グループ本部事務局まで事前に申請して認可を受けてください。

魅力づくりへのお誘い

松原安治 日本個性美学研究所所長/前・日本尚美会会長 松原安治 日本個性美学研究所所長/前・日本尚美会会長
自由で奔放なファッションが許され、かえってどうしてよいのか迷う時代です。
美しく、綺麗に、格好良く、しかもセンス良く魅せる秘密がシステム化し、パソコン活用で提案するのが『パーソナル・ビューティー・コーディネイト・システム〜PICS』です。
『個性美学研究所』を開設し、コーディネイターとして活躍したい、おしゃれ好きな方を募集しています。

センスは訓練によって磨かれる

松島茂雄 個性美学創学者/尚美会グループ創始者
あなたは美容師です。そしてあなたには鋭いセンスが要求されつつあります。時代の流れはますますシンプルな、そして直感的な個性を讃えるようになりました。
先日も某誌主催の座談会で真野博氏と語り合ったのですが、今ほど美容界にセンスの教育が求められている時代はないとのことでした。それでいて感覚教育と呼ばれるその教育が、ほとんどその真実とはかけはなれた手段で行なわれているようです。
あなたへの感覚教育!! 鋭いセンスをもつためのフルコースを、私はここで展開してみようと思います。
―中略―
鋭いセンスをもつには、この脊髄の神経と大脳の神経とがバランスよく働くことが大切で、これを心理学で統覚と言います。センスとは日本語でいうと感覚ということですが、私たちは「感」じるだけではいけないのです。例えば皆さんが山を見て「きれいな優しそうな山」とか「険しくて高そうだ」などと言うことは感じたことであり、この「感」だけでは鋭いセンスとはいえません。家に帰ってこの山を描こうとしたとき、感じたことだけではぜったいに描けない。高さはどれくらいだったか、地質は、樹木はどのようにはえていたか等ということを詳しく観察し、分析するということ、すなわち「覚」が大切で、この「覚」と「感」を統覚でまとめて作品技術にもってくることによって鋭いセンスの作品が生まれてくるのです。
 このように、鋭いセンスはまず神経をバランスよく働かすということですが、それぞれの体質、性格及び生活環境などによって、神経がアンバランスになることが非常に多いのです。
たとえば、肥満タイプの人は、たいてい交感神経が発達していて、感じることは鋭いが分析して冷静に観察することは不得手であり、逆に痩せ型の人は観察、分析することには優れているが感じることはやや弱いのです。
―中略―
こういった個人差があり、美容師でも敏感に感じる人と、観察・分析に優れた人のタイプに分けられますが、鋭いセンスを持つには、できるだけバランスよくもてるよう訓練することが必要になります。
私たちの神経は訓練によって鋭くなるのです。
「個性美学」第27巻(昭和41年6月5日)より
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