愛知県・名古屋中央支部 沖 照代 正講師
今年の年の初めに納会に出場し、目隠しに挑戦しようと決めました。いざ練習を初めてみると、とても難しく思うようにできません。その上、膝を痛め正座ができない日々、目の手術もしなくてはならなくなり、これで本当に出来るのか不安でいっぱいでした。いつも一緒に練習をしてくださる浅見先生や倉内先生に励まされ、たくさんご指導いただきなんとか形になるようになりました。最後の1ヶ月半は、全国大会に出られる生徒さん、納会に出られる先生方と共に練習にする機会をもうけていただき、練習熱心な姿に刺激を受け、頑張ろうと思いました。
納会当日、舞台の上では今までやってきた事を無心で着るだけと決めて、何も考えず身体の動くままにきものを着て、あっと言う間に終わっていました。そんな私が入賞できたのは、塚本先生はじめ先生方のご指導のお陰だと本当に感謝しております。これからも勉強し努力してまいります。ありがとうございました。
愛媛県・愛媛新居浜支部 伊藤 智恵子 助講師
約15年ぶりに、尚美流の歩みを進めようと決めた私。指導者という立場になるなら、正しい事を伝えたい。金子先生に相談し、一度は納会に出ようと、研鑽会にも参加させていただき、少しずつ練習が始まりました。
初めは、どこが悪いのかわからず…練習をしていくうち、少しずつこうしたら良いという事がわかるようになってきました。最後の2週間は、毎日仕事終わりの夜遅い時間からモデルを引き受けてくれた大学生の娘と一緒に金子先生に指導していただきました。
大会では、練習してきたようには出来ませんでした。その時、「今日できなかった事、気付きがお土産です。」という本部の先生の言葉が聴こえてきました。「また練習しよう!!」という気持ちになりました。
特訓、指導をしてくださった金子先生、モデルをしてくれた緋那、協力してくれた家族に感謝します。来年もまた参加できるように頑張りたいです。
秋田県・秋田中央支部 秋田西学園 大橋 昌子 助講師
今回、大会出場するにあたって支部長、学園長、他講師の方々のご指導をありがとうございました。
昨年、膝の手術をしてから、正座ができず、もう着付けはできないとあきらめていました。でも、学園長より、正座ができなくても稽古も大会にも出場できると励ましがあり頑張る気持ちになれました。今まで気持ちをふさいでいたものが、ぱーっと開け、自分というものを取り戻したようでした。
大会のため稽古をしているうち、きものが身体になじんでいくように思いました。きものに対して真摯に向き合えた気がします。
大会に出場して、あのなんともいえない圧倒されるような雰囲気と緊張感があり、身がひきしまるようでした。日本全国からの講師、生徒の皆様の活気はすごいものだと思いました。自分自身の着付けの腕前は決して納得いくものではありませんでした。でも、今この場所に立っていられる自分を誇りに思いました。障害を抱え、年令と戦い更なる人生の先輩たちの姿を見て、これからどうするべきか、今回の大会で考えさえられました。そのためにはまずは稽古を休まず、日頃からきちんときものに向きあいたいと考えています。
大会を運営していただいた方々、実行委員の講師の方々、本当にありがとうございました。
北海道・北見花園学園 瀧口 紀子 正講師
生徒の時に見た目隠し着付け、私にも出来るのだろうか。教室に通い続けやっと自分も憧れていたプロ大会に出場する機会が出来、嬉しい気持ちでした。
諸先輩方の素晴らしい技術を間近で見られて感動しました。と、同時に今回の大会で刺激を受け、もっと自分の技術を磨きたいと強く感じました。新たな技術の習得や練習の積み重ねの大切さを改めて感じました。
この経験を教室の方々へ伝えていけたらと思っています。