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優勝者と支部/学園長激励のコメント

第46回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

≪留袖一般之部≫

千歳南学園 坂元 睦美 さん
 三度目の全国大会挑戦。
今年はひとつでも順位が上がれる様にと頑張ってきました。大会直前、どうやって着ていたのかもわからなくなり、全く思い通りにならず、一緒の教室で出場する方と最終練習の時に、私の中で焦りと葛藤で思うように出来ませんでした。
 そんな中、一つ一つ私の心配と不安を取り除き、ご指導くださった籏山学園長。そして、毎週私達のタイムを計り、優しく励ましてくださった岩間先生、新庄先生、何度も練習を快くモデルを引き受けてくださった野々原先生、ありがとうございました。
 私にきものを勧めてくれた母や応援してくれた皆さんに感謝しています。来年も次の目標に向かってより一層、頑張っていきます。


千歳南学園 籏山 律子 学園長
 普段から自分が納得するまで、質問し練習するのですが、大会直前の練習で迷いが出た坂元さんに「練習した結果が付いてくる、順位の事は忘れて、今出来るベストを尽くして」と励まし当日を迎えました。
 彼女のきものに対する熱い思いと最後まであきらめない強い気持ちで、優勝する事が出来ました。
 共に練習出来る仲間、講師の先生方、発表会でご一緒させていただいた札幌手稲支部の皆様、尚美流の先生方に、私共々、御礼と感謝申し上げます。
 この情熱と感謝の気持ちを忘れずに、尚美の道を進んで行きましょう。
 本当に優勝おめでとう。

留袖一般之部

写真右:籏山 律子 学園長
写真左:坂元 睦美 さん

≪留袖ヤングミセス之部≫

岐阜中央支部 宇佐美 深雪 さん
 山岸支部長とのご縁で、お教室に通い始めて8年が経ちました。毎年、他の支部・学園長の先生方が優勝席に座られるのを、寂しそうに眺めていらっしゃる先生のお姿を、胸が締め付けられる思いで見ていました。
 「入賞なんて意味がない、今回こそ私が優勝して座らせてあげなくちゃ!」という思いだけで続けてきましたが、今年は内心、最後と決めていました。最後だから、思いっきり楽しんで自分が納得できる着付けをしようと予選、準決勝、決勝に挑みました。最終審査を終え控室へ戻る中、初めて何の悔いもありませんでした。
 【優勝】は支部長に捧げたいと思います。体調を崩されてのご指導、お教室の仲間、選手として競い学ばせていただいたと皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。今後も「ほれぼれする着付け」ができるよう精進してまいります。


岐阜中央支部 山岸 妙子 支部長
 毎年上位入賞を果たしながら、優勝の壁は高く、超えることができませんでした。
 昨年の大会の帰り際に、会長からいただいた「伝統文化を大切にすること」トータルコーディネイトの大切さ、特にメイクなどのアドバイスをいただきました。元々直線的で、濃い眉でしたので、細く整えX(情)プラスのラインを描く事で個性的でありながら優しい表情になり本人の心にも変化があった様に思いました。
 技術だけではなく、伝統文化であるきもの第一礼装の留袖を着る事、その意味を感じる中でいただいた優勝は、誰よりも本人が深く喜びと感謝の思いを強くしております。
 私自身も指導者としての喜びを強く感じた会でありました。心より感謝申し上げます。

留袖ヤングミセス之部

写真右:山岸 妙子 支部長
写真左:宇佐美 深雪 さん

≪留袖シニアミセス之部≫

札幌中央支部 白木 昌代 さん
 思いがけず最後に名前を呼ばれ、壇上で土肥支部長のお顔を見た途端に涙が堰を切った様に溢れ出たのはどうしてでしょう?仲間と練習を重ねる中、的確なアドバイスをくださり、共に汗を流してくださった支部長や講師の先生方、その時間の重みへの感謝でしょうか、きものを美しく着たいと通い続けて15年。2年前にふとこれまでのご恩返しをしたいと思う様になり、仲間の山下さんと全国大会に出場して二人で優勝杯をプレゼントしようと相談しました。ですが私はその後事情があり、大会を含め2度の発表会にも出場できず、今年ぶっつけ本番の大会へ向けて不安や焦りと対峙する日々でした。
 今回優勝をいただき、壇上で支部長に優勝杯をお渡しする事ができました。これで去年優勝された山下さんと共に、二人で願った思いを叶える事が出来ました。支えてくださったすべての方全ての事に心から感謝いたします。


札幌中央支部 土肥 美保子 支部長
 白木さん、2年がかりの大会参加、誉れある優勝おめでとうございます。
 大会に出ようと留袖をあつらえた矢先に、急なご不幸に昨年は参加を断念し、今年こそはと地区発表会に望みを託しましたが、直前にしてお母様のご逝去にあい、そんな試練にもかかわらず大会に向けて頑張りましたね。
 猛練習をした結果が報われました。良かったね。きっと亡きお母様も心から喜んでいる事と思います。
 昨年、私は体調不良でこの晴れ舞台をのがしました。今年は改めて白木さんと酒井さんが2部門優勝。私のリベンジを叶えていただき感激に浸っています。
 ご協力いただいた講師さん、お教室の皆様のご支援のおかげと心からお礼申し上げるとともに、教える者として、この上ない冥利に尽きる大会でした。

光菅 喜代美 正講師≫≪留袖シニアミセス之部≫≪創作帯結び 細帯之部

写真右:土肥 美保子 支部長
写真左:白木 昌代 さん

≪訪問着之部≫≪着せ付け訪問着之部≫

札幌手稲支部 田中 貴子 さん
 昨年の全国大会の日から一年間。私の目標はただ一つ、「優勝すること」この目標を叶えたい一心で練習に励みました。しかし自装の練習では毎回と言って良い程、衿、おはしょり、裾、下前、全てが思う様に決まらず、背中心も帯も曲がる一方…。一人で練習をしていても7分ですら着る事が出来ず。すっかり自信を無くし悩んでばかりいました。そんな私と一緒に7分で着る練習をしてくださった先生方や、どんなに同じ失敗をしても諦めずに厳しく優しくご指導してくださった先生方のおかげで一つずつ弱点を解消することが出来ました。着せ付けでは、お忙しい中モデルを快く引き受けてくださった先生にいつも励ましの言葉を掛けてもらいました。
 悔し涙から嬉し涙へ…。
 一年の成長を噛み締め、色々な想いが込み上げてくる表彰式でした。先生方、仲間、家族、全ての皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。


札幌手稲支部 武田 瑞子 支部長
 今年も2部門の優勝をいただきありがとうございました。
 貴子さんは4度目の全国大会で3部門制覇、皆が願っていた連続優勝を見事に繋いでくれました。
 自装においては、寸前までスランプも続いておりましたが、本番に強い札幌手稲支部。
 私は、少しの不安もなく必ず優勝すると、信じておりました。全国大会に参加出来なかった方々の期待に見事に応え、勇気をもたらしてくれました。
 最後の大会に参加するに当たりご主人、お子様達のご協力に感謝申し上げます。ありがとうございました。

訪問着之部

写真右:武田 瑞子 支部長
写真左:田中 貴子 さん

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