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優勝者と支部/学園長激励のコメント

第41回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

≪留袖一般之部≫

札幌手稲支部 柴田 真由美 さん
 「優勝、ゼッケン番号136!」耳を疑い、すぐに理解できませんでした。昨年はヤングミセス之部で優勝を頂き、優勝者展示と母の振袖のモデル、着せ付け2部門に留袖一般之部。とにかくやることがたくさんでした。初め出場する気はなかったのが、教室の仲間の「もちろん出るよね!」とのお声に、思わず「はい!」と・・・。出場するからには、と時間の許す限り練習しました。帯山が曲がり、裾をひきずる散々な私を仲間は励ましてくれて、先生は根気よくご指導くださり、着せ付けのモデルさんも協力してくれました。本当に多くの方に支えられてここまでできるようになりました。夫も心から応援してくれ夫の両親は3人の子供たちを快く見てくれました。嬉しい報告を持って帰ることができてよかったです。また、来年も頑張ります。


札幌手稲支部 武田 瑞子 支部長
 ヤングミセス之部に引き続き、今年も一般之部で優勝。本当にありがとうございました。今年は展示とモデル、それに着せ付けだけと思っていましたが、仲間達の後押しもあり一般之部へ。挑戦するからには、絶対表彰台へ上がりたいと毎日練習を重ねていました。帯を真直ぐに付けられず何度も繰り返しの練習。「集中した練習は必ず結果を出すから大丈夫」と言って送り出しました。仕事の都合や体調不良で断念した仲間の思いを背負っての参加でした。出場全員が上位入賞という素晴らしい結果を出してくれました。
彼女の仕事をカバーし練習の時間を作ってくれた姉妹達、子供たちを見てくれたご主人とご両親に感謝の気持ちでいっぱいです。

留袖一般之部

写真右:柴田 真由美 さん
写真左:武田 瑞子 支部長

≪留袖ヤングミセス之部≫

東京西支部 宮里 美子 さん
 最後の大会と思っていた12回目の昨年、ミスで悔しい思いをしました。佐藤先生に「諦めてはだめよ!」と背中を押して頂き、出場を決意しました。毎年入賞はしても上位には入れず、周りは上手な方ばかりで少しのミスも許されない。厳しい道のりでした。タイムを計って繰り返し練習しましたが、帯が締まらなかったりと不安な日が続き、調子が戻ってきたのは前日の夜でした。やっと「帯も丈もいいですよ。楽しく頑張って!と言ってくださり、決勝では落ち着いて楽しく着ることができました。横で涙してくださる先生を見て、「先生を表彰台へ!」との願いが叶ったことが何よりも嬉しくホッとしました。本部の先生方、東京西支部の皆さん、応援してくれる家族に感謝しています。


東京西支部 佐藤 あさ子 支部長
 3位、2位で呼ばれなかったのであきらめておりましたら、事務局長の発表の高い声。突然のことで信じられず、涙があふれ震えが止まりませんでした。生涯忘れられない感動の日となりました。宮里さんは34回に振袖で優勝、次の年から留袖に挑戦。この度の優勝は7年ぶりの喜びでした。おけいこでも納得することはなく前の晩まで悩んでいました。毎年ご家族も応援に来てくださいました。本人の努力はもちろんのこと、多くの方々の御協力と激励に心から感謝します。もう一つ嬉しいことに、じゃんけんゲームでモデルで参加の伊東さんが優勝! 大変盛り上がりました。本当にありがとうございました。

留袖ヤングミセス之部

写真右:宮里 美子 さん
写真左:佐藤 あさ子 支部長

≪留袖シニアミセス之部≫

八王子学園 天野 トシヱ さん
 退職して姑の介護も終わり、念願だった着付け教室に通い始めて坂本先生、八木先生や寺井先生にご指導いただくことになりました。今回は優勝という素晴らしい賞をいただき、大変光栄に存じます。練習を重ねて、教室でご指導していただいた意味がようやく理解できるようになりました。何回も何回も挑戦し、クリアできた時の感慨は一入でした。大会直前まで、熱心にご指導くださり、励ましていただいた先生方、教室の仲間の方々に心から感謝すると共にお礼申し上げます。また温かく見守ってくれた家族のおかげの受賞ですので、人生の一ページに加えることができました。今後も更なる目標に向けて努力してまいりたいと思います。


八王子学園 坂本 テル子 学園長
 ようやく八王子学園にも大輪の花が咲きました。優勝という栄誉を頂き、本人はもちろん学園共々大喜びです。ご主人様もさぞかしお喜びのことと思います。地元で地域の役をされる奥様である天野さんは、緑多き山梨のご自宅から八王子まで通われ、白の帯揚げがすり切れる程練習をされて身に付けた技術を発揮してくださいました。心から皆様と一緒に「おめでとうございます」と言わせてもらいます。教室の先生方、生徒の皆様と一緒に心ばかりの祝宴を開きたいと考えております。第二・第三の天野トシヱさんが出ることを目標に指導してまいります。

留袖シニアミセス之部

写真右:天野 トシヱ さん
写真左:坂本 テル子 学園長

≪訪問着之部≫

長野南支部 木曽学園 本田 美穂 さん
 念願だった優勝、今でも夢の中に居るような気持ちです。4回目の大会。いつもは自分の不器用さに落ち込み、焦りや不安な気持ちが先立っていましたが、今回はきものを着る楽しさを忘れずに臨もうと心がけました。それでもやはり悩みの尽きない私に学園長はいつも「落ち着けばできるから大丈夫!」と、いつも優しく熱心にご指導くださいました。「楽しんで」と笑顔で迎えてくださった支部長、温かく支えてくださる先生方、共に汗や涙を流した仲間、応援してくれる家族・友人・職場の皆さん…。沢山の方に支えていただきこのような素晴らしい賞を頂けた幸せと感謝は言葉に表わせません。これからも、この気持ちときものに携わる楽しさを忘れずに努力してまいります。


長野南支部 木曽学園 古賀 佐代子 学園長
 美穂さん、おめでとうございます。舞台で美穂さんと顔を合わせた瞬間なんとも言えない感動でいっぱいになりました。2年連続準優勝の悔しさをバネに、本当によく練習をしていました。休日は朝から一日、平日も仕事のあと夜遅くまで、練習が楽しいと爽やかに微笑む顔には昨年までの固い表情がありませんでした。不規則な仕事でお稽古の時間を取れずにジレンマに陥ったときには焦りが見えましたが、自分の中で一つの決断をして、ふっ切れてからの追い込みは見事でした。それでも思うようにならず涙していましたが、スッキリ気持ちを切り替え仲間を引っ張る存在感がありました。この感動を忘れないで目標は高く、気持ちは謙虚に和装の道を進んで頂きたいと思います。

訪問着之部

写真右:本田 美穂 さん
写真左:古賀 佐代子 学園長

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