着付け教室「尚美流」トップページ > 選手権大会 > 第38回 尚美流 全日本プロきもの選手権大会 (大会初出場)

全日本プロきもの選手権大会初出場のコメント

第38回 尚美流 全日本プロきもの選手権大会

愛知県・名古屋中央支部  塚本 怜奈 助講師

 モデルとして出場していた納会に、選手として出場する。実感が湧かないまま当日を迎えました。しかし、控室に入れば周りは今まで目標としていた先生方ばかり。思わず足がすくみ、不安な思いでいっぱいになりました。「すごい世界に足を踏み入れてしまった…」というのが素直な思いでした。
 やるしかない!憧れの先生たちと肩を並べての初チャレンジ!!焦りながら何とか着終えた留袖でしたが、これからの私にとって、とても貴重で大切な経験となりました。
 初めて袖を通した制服。今までのきものの中で一番重く感じ、自然と背筋が伸びました。これからは、和装の素晴らしい世界を〝伝える〟存在となれるよう、初心不忘の精神を大切に、学び、挑戦し続けていきたいと思います。

愛知県・名古屋中央支部  塚本 怜奈 助講師

東京都・東京中央支部 永井 裕絵 助講師

 二○一七年は振り返れば怒涛の一年間で、着付師助手や着付師講習を受けさせていただき、自分の中のワクワクが一気に高まりました。生活環境が変化を続け様々な面でキツイ事もありましたが、気持ちを腐らせる事なくやりたい事に時間と体力を使える幸せを感じながら納会に臨む事が出来たのは、このワクワクが心のエネルギーになったからです。ここまで導いてくださった戸村先生、竹田副会長をはじめとする先生方、支部の仲間のお陰です。また、祖母の縫ってくれたきものを着付ける事を通して祖母との絆も深まり、家族皆で楽しい時間を過ごす事が出来ました。
 尚美流のきもの着付師、助講師としてはまだまだ中身が追いついておりませんが、技術、文化のみならず込められた想いまで感じ、伝えられるよう一歩ずつ進んで参ります。あっという間の二日間でしたが、次回は少しでも爪痕を残せるように練習を続けます。

	東京都・東京中央支部 永井 裕絵 助講師

北海道・北海道本部支部西札幌学園 池田 和枝 正講師

 ひとりできものを着られるようになりたいと習い始め、綺麗に着るにはどうしたら上手くいくのかと悩んでいるうちに月日が立ち、初めてのプロ大会の参加となりました。練習を始めて間もなく膝を痛め正座もできず歩くのがやっとで、途中何度も気持ちが折れそうになり、今年の参加は無理かと思っていましたが、上野先生が「一緒に行くよ」と背中を押してくださり、又辛抱強く指導、励まし、アドバイスをいただいた諸先生方に厚く感謝いたします。
 大会に参加し目隠し着付け之部で全国から集まった先生方と同じ舞台に立つことができました。技術不足・練習不足を痛感した大会でしたが、「きものが好き、だから今ここにいる」この気持ちを大切にし、きものを介して色々な方との出会いを大切にしたいと思った二日間でした。
 最後に、大会に裏方で選手誘導のお手伝いをされていた先生方のお気遣いに感謝しお礼申し上げます。

	北海道・北海道本部支部西札幌学園 池田 和枝 正講師

東京都・東京中央支部 石田 恭子 助講師

 昨年娘に誘われ、見学に訪れた納会、この華々しい舞台に立つなんて考えも及びませんでした。諸先輩方の素晴らしい技術と気迫に圧倒されながらも、孫の成人式に振袖を美しく着せ付ける姿を思い浮かべ、ふくら雀、相生結びと何とか着せ終えました。
 数年前、両膝と最近股関節を痛めて思うような立振舞ができませんでしたが、目標を持って行えば思わぬ力が出せるものですね。
 今年は春からきもの着付師講習会に参加し、今回の舞台で会長から着付師の看板を授与され、同時に尚美流を通し、日本文化を次世代に伝える重い使命を受けたのだと感じました。本当に充実した年でした。
 ずっと励まし、指導してくださった竹田副会長、戸村支部長、諸先生方、そして友人と家族に感謝いたします。

	東京都・東京中央支部 石田 恭子 助講師
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