きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

広島中央支部　副支部長中本冨久美

地元広島で開かれた納会で、こんなにも大きなすばらしい賞を頂きました。本当にありがとうございました。竹田支部長のあたたかいご指導に心から感謝し、今後の精進への道しるべとして大切にしてゆきたいと思っております。

上諏訪学園　学園長上原民子

尚美流と共に二十三年の月日を歩んできた中で夢にまで見た大きな賞を、そして全国大会では娘が振袖の部で優勝させて頂き幸せな母娘だと感無量の想いでございます。振袖着付に挑戦し四回目になりますが始めた頃は「今風の髪型じゃなければイヤ、立っていると具合が悪くなるからモデルはやりたくない」等々文句の言い放題でしたが今では「未熟な私達なんだから練習量では日本一になろう!!」と娘でもあるモデルに叱咤激励され毎日、日付が変わるまで練習に励みました。このような私達を優しく見守ってくれた主人に感謝しています。初心不忘の心を忘れず精進して参りたいと思います。

東広島支部　鴻ノ巣学園学園長岡林典子

地元で初めて開催されたプロ大会で、留袖着せ付けの優勝をさせて頂き、大変嬉しく感無量の思いです。舞台の上で精一杯の自分が出せるようにと、初心に戻って練習を重ねてきました。モデルをして下さった白島さん、お忙しい中時間をやりくりして頂きました。今年は喜びに満ちたうれし涙を流すことが出来ました。そして教室の生徒さん達の「舞台を観て感激しました。これからの目標が見えてきました。」と言う言葉を聞き、嬉しい気持ちと同時に生徒さん達のお手本となれるよう、これからも精進努力し、自分自身を磨いていきたいと思っております。

東広島支部　副支部長水戸雅美

この度は身に余る大きな賞を頂き、驚きと喜びでいっぱいです。思えばこの二年間は出産・育児で大会に出られず、そんな中迎えた初めてのプロ選手権大会、毎晩子供が寝静まった後、着付けに取り組めることを心から楽しんでいました。とは言え、なかなか思う様にはいかず、原因はたいてい忘れかけていた「基本姿勢」でした。今後は受賞の重みをしっかり感じながら、尚美流の技術を人々に伝えていきたいと思います。最後になりましたが、この道に私を導き、やさしく指導して下さる水戸支部長（お義母さん）、真剣に技術を高め合える先生方、そしていつも影で支えてくれる主人と家族に心から感謝しています。

東京中央支部八王子学園　学園長坂本テル子

支部長をはじめ諸先生方のご指導叱咤を頂き練習を重ねての参加になりました。膝の不調もあり、もし正座出来なかったら、色々と心配もありました。親元を離れて間もない大学一年生の大西亜紀さんに助けられてこのような結果が出ました事に感謝の気持ちで一杯です。世界の広島での二日間が夢のように過ぎました。そして何よりも早朝から気を遣い見送りに来てくれた身内の心暖かい励ましや伝言に支えられてこのような大変に嬉しい機会を得ることが出来ました。これからも初心不忘の気持ちを心の隅に置き自分を甘やかす事なく一層の努力を重ねていきたいと思います。

熊本北支部　副支部長藤末敦子

創作帯結び「優勝」…私には夢の出来事です。“不知火（しらぬい）”とは、有明海に浮かぶ幻の火です。月のない暗黒な海原を幻想的な光影が、航海の手助けをしたと言う説もあります。
出席出来ずに家で待っていられる世戸口支部長に、大きな大きなおみやげが出来たことを嬉しく思います。体調が悪い中、細部にわたって、アドバイスいただいた世戸口支部長に感謝の気持ちでいっぱいです。全国の皆様に愛される“不知火”であってほしいと思います。
お振袖にロマンの“不知火”が微笑んでる後姿を想像しています。これからも、尚美の和の心を大切に歩んでいきます。

龍野学園　学園長追分栄子

留袖、訪問着に結べるかんたんな帯結びを考えました。私なりに色や柄に合わせてラインを生かせると年配の方まで幅広く結んであげられるかなと思います。
放射を強めると華やかに若い方に喜んで頂けるかと、納会に参加させて頂く以上自分の出来る範囲で出場したいと思っています。まだまだチャレンジしたい部門もありますが、今年のしめくくりに思いがけない賞を頂き大変嬉しいです。これをバネにし精進してまいります。

長野南支部正講師山田みすず/ 長野南支部正講師加藤いづみ/
長野南支部正講師柏崎めぐみ

個性美学を勉強すればするほど、難しさを感じておりましたが、反面おもしろさも沸いてきて、毎年の納会での発表をドキドキしながらも楽しんでやっていました。今回は、訪問着がテーマと言うことで、更にやりがいも沸いてきました。松原京子先生に積み重ねご指導頂いた事を、３人で考え悩みながらの15分…『優勝』すごくうれしい響きでした。やっと少し形に表せた気がします。今後も、一人一人の個性をひきだし、素敵なきもの姿になるように、真心でコーディネイトしたいと思います。