きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

　今回初めて全国大会に参加させていただきました。これまで成人式、卒業式、結婚、出産のなかできものを着る機会は度々あり、自分で着たいと思うものの途中で諦めていました。そんななかで尚美流と出会い、今がチャンスなんじゃないかと思い入学しました。まさか始めて一年で全国大会に出場するとは考えてもいませんでしたが、今は参加して素晴らしい経験ができたと思っています。
　全国大会では皆さんの熱心な表情、早い手さばき、立ち振る舞いに驚きました。私も練習してきたつもりでしたが、大きな舞台に立ち「はじめ！」の合図で頭が真っ白になり、決勝の様子をみて自分の練習不足を改めて感じました。この経験を忘れず、自信をもって舞台に立てるようにお稽古を頑張りたいと思います。この度は、貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

　私が始めたきっかけは「成人式の振袖をぜひ自分で」との思い、母の勧め、また一足先にお稽古に通っていた姉の影響でした。そして数年後、新横浜で開催された全国大会を客席で拝見し、この華やかな舞台を知りました。その後も毎年、先輩や姉の応援のために客席に座っておりましたが、今年は先生からお声を掛けていただき、無謀にも参加させていただくこととなりました。
　初めて参加する全国大会の当日は震えるほどの緊張の中で結果を残すことはできませんでしたが、とても貴重な経験をさせていただきました。これもマイペースな私を丁寧にご指導してくださった櫻井先生のお蔭です。また多くの先生方にお世話になりました。心から感謝しております。これからも頑張ってゆこうと思います。ありがとうございました。

　全国大会の舞台に立ったのは二度目。一度目は母の着せ付けのモデルでした。その時の選手の方々の凛としたきもの姿に衝撃を受け、私自身も着付けを習い始めるきっかけとなりました。大学での研究を優先していたのでお教室に参加できないことも多かったのですが、その分参加できるときは誰よりも密度の濃いものにしようという気持ちで取り組みました。
　結果は満足いくものとはなりませんでしたが、今の自分の実力、そして今後の課題を知れたのと同時に、周りの方のレベルの高い着付けを拝見して奥深さを痛感致しました。このような貴重な経験ができたのも、いつも丁寧にご指導くださる松井先生、常に笑顔の絶えないお教室のみなさん、そして母の応援があったからこそだと、深く感謝いたします。最後に松井先生、もっと綺麗に美しく着れるようになりたいです。これからも精進して参りますのでご指導よろしくお願い致します。

　今回初めての大会で刺激のある充実した二日間を過ごすことができました。私は留袖一般之部に出場しましたが、緊張で胸がバクバクし、時間内に着れるか心配になりました。そんな時、先生が日頃から指摘してくださる「姿勢を正しく」などの言葉をつぶやき、心を落ち着かせました。まさかの予選通過には自分が一番驚きました。七分での着付けに挑戦することができ、もっときれいに短時間で着れるようになりたいと強く思うことができました。

　華やかで厳しい会場の雰囲気を体験できたことは、今後の自分にとって大きな影響となりました。ありがとうございました。

　初めての出場で緊張すると思っていたのですが、何とか時間内で着付けることができ、それだけ第一歩が進めた気がしました。
　出場前には慣れない準備など先生方にお世話を掛けて助けて頂き、感謝しております。またこの経験を基に少しずつ頑張って行きたいと思います。

　二十年余り箪笥の肥やしだったきもの。娘の成人式に自分の振袖を着せたいと思ったのがはじまりでした。習い始めて全国大会があることを知りましたが、出場することなど想像もしていませんでした。
　決まってからは先生方にはアドバイスを沢山いただきましたが、なかなかうまくいかず、裾は決まらず背中心はずれたりと、あせるばかりでした。大会ではやはり背中心がずれ、手順も間違えて残念な結果でしたが、良い経験ができたと思っています。これからも先生方、一緒に習っている仲間と頑張って行こうと思います。

　通い始めて二年が過ぎました。全国大会に参加してよいか心配でしたが、特訓で教わったことが一つ、一つ理解することができるようになりました。こんなに大勢の人が舞台で着付をしている姿を見て、すばらしいと感動しました。出場することは日々努力することだと思いました。私も、もっともっと練習を重ねて来年も挑戦させて頂きます。指導してくださった先生に感謝いたします。