きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

きものイベント
尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
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第40回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
全国大会初出場者のコメント
大阪府・大阪高槻支部 岸 京子 さん
頭が痛くなる程のヒリヒリとした緊張感の中、私の夏は終わりました。
 お稽古を始めてまだ日の浅い私を、こんなに晴れがましい舞台に立たせて頂き、感謝しています。
 美味しいお料理にハラハラのジャンケン大会、素敵なプレゼント交換、他の支部の方々との有意義で楽しいおしゃべり等、久し振りに華やいだ時間を過ごし、若返った気分でした。
 でも本選では、甲田先生、森脇先生の御指導や諸先輩方のアドバイスを活かし切れず残念です。
 参加選手の皆様の洗練された手際のよい美しい所作を目の当たりにし、自分の甘さ未熟さを痛感いたしました。
 これからも沢山練習を重ねて、いつか又、機会があれば…と思っています。本当に貴重な経験をさせて頂きありがとうございました。
 これからもよろしくお願いします。

鹿児島県・鹿児島中央支部 田中 瑛子 さん
「瑛子さん、着付けの大会に出てみない?」  まるで天使のような優しい声で、私に声をかけてくださったのは、親愛なる伯母であり、尊敬すべき田中支部長でした。
 この話をして頂いたのはほんの数か月前のこと。当時私は関東での航空関係の仕事を辞め、地元の鹿児島に帰ってきたばかりでした。何か新しく始めたい、と自分の中で燻っていた思いが「着付け」という自分にとって未知なる世界に反応し、光が射すようにきらきらと輝いて見えたことを覚えています。
 恥ずかしいことに、私はきものの知識も全く無く、ゼロからのスタートでしたが、田中支部長を始めとする先生方の熱心なご指導のお蔭で、大会当日には緊張こそしたものの、練習を積み重ねた安心感と先生方の想いを胸に強く抱き、堂々と着付けをすることが出来ました。
 今回の挑戦は今後の自分にとって大きな糧になったように思います。この経験を活かし、これからも練習を楽しく積み重ね、日々精進して参りたいと思います。

愛知県・名古屋中央学園 間宮 ひろ子 さん
全国大会四位の賞を頂きありがとうございました。夢のようです!!
 娘の頃は関心がなかったのに、高齢になった母が大切にしてきたきものを譲り受けた時、自分で着れる様になって、元気な母に見てもらいたいと、通い始めた教室でした。
 先生から初めて予選会参加のお声を掛けて頂いた時は、緊張しながらも嬉しく思いました。
 真剣に教えてくださる学園の諸先生の優しさが、とても励みになりました。自宅でも練習を重ね、大会当日!!
 会場では全国から参加の人々を見て、わくわくしました。
 みなさんも、この日の為に頑張ってきているのだから、私も力を出しきろうと思いました。
 初日の着せ付けおしゃれ着之部では、練習不足ではありましたが、気持ちは落ち着いて出来ました。
 二日目の留袖の着付けでは、頭は冴えて、集中できたと思います。
 きものが好きになれた事を母に感謝して、晴れ舞台では胸を張れました。
そして賞を頂いた事を夫も喜んでくれて、本当に幸せでした。
 ご指導してくださいました先生、一緒に合同練習が出来たお仲間のみなさんに本当に感謝いたします。
 ありがとうございました。

福井県・敦賀学園 坂本 美恵 さん
私は幼い頃より母のきもの姿が身近にあり、その都度の行事をきもので迎える環境で育つ事が出来、きものに対する思いは家族への思いと繋がり、母が他界した後も娘達に纒ってもらう事で家族の思い出を甦らせる日々でした。
 自分らしさを考えた時、やはりきものに対する思いが強い事を改めて自覚し、上野先生のお教室に通わせて頂くご縁を今となっては導かれたようにさえ感じております。
 お稽古して日が浅い私に光栄にも、全国大会へのチャンスを頂き、出場するからには「今日までの集大成を表現出来ますように」と練習を重ね、乾坤一擲(けんこんいってき)の思いで舞台に立たせて頂く事が出来、携わってくださいました全ての方々に心より感謝致しております。
 真剣にきものと向きあわれておられる素晴らしい先生方との出会い、きもの文化の醍醐味をこの機会に経験させて頂いて、今後の生活への指針となりました。
 改たな目標を掲げ、燦然と輝く自分を思い描き日々努力していきたい所存でございます。
 最後になりましたが、細部にまで気を配り御指導してくださった上野学園長、本当にありがとうございました。

秋田県・北奥羽支部鹿角南学園 若代 真紀子 さん
今年の初めに、湯沢学園長から「今年はみんなで全国大会に行きましょう。」と言われ、私でも大丈夫かな?と思ってしまいました。
 そして、全国大会に向けて練習が始まり、美しく、時間内に着れるのか、だんだん不安になっていきましたが、どこに時間をかけてきっちりと、どこを流れる様な動作で行うかなど、色々アドバイスをしていただき、「そんな感じで着れれば大丈夫。」と言ってもらえたので、気持的に少し楽になりました。
 そしていざ横浜へ!!
 大会では、アッという間に時間が過ぎて今まで注意されていた事が、うまく出来ず、不本意な結果となってしまいました。熱心に指導してくれた先生、講師の方々に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。初心に戻ってまた勉強です。
 全国大会に出場する事、他の人達を見る事、華やかな雰囲気を味わう事、こういう機会を与えてくれた学園長に感謝しています。
 最後に色々指導してくれてた湯沢学園長、講師の方々、応援してくれた家族に本当に有難うの気持でいっぱいです。

神奈川県・厚木学園 安藤 瞳 さん
私は来年、成人式を迎えます。日常に無かった和装がとても身近な存在となり、自分で着られるようになりたいと思った事がきっかけで、今年の三月、尚美流 厚木学園に通い始めました。
 習い始めて日が浅い私が、大会に出場するなんて、とても無理な事と思っていましたが、頑張って練習すれば大丈夫という言葉を頂き、挑戦しました。
 大会当日は、控室にいるときからとても緊張していました。全国から集まっている選手の皆さんがとても上手に見え、圧倒されるばかりでした。
 しかし、緊張の中でも練習してきたことを発揮する事ができました。自分の番号に丸が付いていた時はとても嬉しかったです。全国の皆さんと交流できた事も大きな刺激となりました。
 先生方のご指導により、大会に出場できた事は私にとって大きな自信となりました。来年に向けて、これからも精進していきたいと思います。

東京都・東京中央支部 中島 美和子 さん
「残り一分」の声、私は余裕で最後の仕上げをしていた。「お座りください」の声。座った途端(しまった、上前が変)と気づき、これで終わったと思った。審査の間中ライトに照らされて立っている自分が恥ずかしくてたまらなかった。下がってきたときには、まるでシャワーを浴びたように汗びっしょりの髪の毛、染粉で真っ赤に汚れた半衿に穴があったら入りたい気分で一刻も早く帰りたくなった。
 でも、周りの方々が「半衿の出し具合や帯の周りはきれいにまとまっているわよ」「また、どこかでお会いしましょう」など温かい声をかけてくださりうれしかった。
 表彰式で入賞された方々の姿を見て感動した。全員が衿の抜き加減や帯の形など申し合わせたようにきれいに整っており、まるでお人形のように見えた。そして改めて自分の努力不足を感じた。

兵庫・兵庫東支部 有城 久美 さん
「好きなきものを着たい、娘にも着付けてやりたい」と尚美流の教室に通い始めて五年が経ちました。やっと気持ちとタイミングが重なって、初めて全国大会に参加させていただきました。
 支部長先生をはじめ、講師の先生方のご自身の個性を活かした着こなしや、特にモデルで着せつけていただく時の心地よさ。そうしたことに憧れつつ、熱心に教えてくださることを吸収したいと練習しましたが、なかなか実感をつかめないままでした。
 全国大会の控室では周りの皆さんの意気込みが伝わってきて圧倒される思いでしたが、舞台の上では思いのほか平常心を保てたことは良かったと思います。結果は自身の今の実力と受け止め、ここまで指導してくださった教室の先生方に改めて感謝したいと思います。決勝に進出された方の流れるような美しい所作を垣間見て、出来上がりだけでなく過程も大事だと感じました。
 着る人の個性を引き出すコーディネイトや場面にあった着こなしなど、学びたいこともたくさんありますが、まずは基礎となる素養を身につけられるよう、初心にかえって弛まず精進したいと思います。

北海道・札幌中央支部 北川 雅子 さん
幼少より習い続けている「茶道」の為と、一人できものが着れる様になりたいという単純な思いで着付けを習い始め、何と十年以上がたっていました。
 月一回も行けば良い方という超不真面目な私を先生はずっと受け入れてくださっていましたが、やっとこれではいけない、きちんと勉強しようと思い、全国大会に出場する事にしました。が、最後の一ケ月週二回のお稽古は、なまけ者だった私には大変ハードで朝起きるのがつらくなる程でした。
 でも何とか乗り越え、先生のご指導を一杯受けられた事だけでも、出場する事に決めて良かったと思えました。
 大会に行き、その規模に驚き、テキパキと進行するのにどれだけ沢山の方のご苦労があったのだろう、と感動しました。
 自分はまだまだ練習不足で思う様に出来ない部分が沢山ありましたが、これが今の自分の実力!と課題をつきつけられた思いです。
 振袖のあでやかな美しさや見事な着せ付けに目を奪われ、若い方々の真剣なまなざしに、学ぶものが沢山ありました。
 創作細帯の準優勝という思いもかけないご褒美を頂いたのは今でも信じられません。でも家族、仲間、先生が大変喜んでくださり、少しだけ恩返し出来たかなと感謝しております。
 また参加出来るかどうかは分かりませんが、沢山学ばせて頂いた事を少しでもしっかり身につけ向上していける様、これからもお稽古に励みたいと思います。
 スタッフの皆様、協会の皆様、本当にありがとうございました。

岐阜・長良北学園 大森 和子 さん
八月四日、着せ付け之部を拝見して、こんな大きな会場で正々堂々としていて、とても丁寧で女性らしくすてきに思いました。
 夜はパーティーです。大きなテーブルをかこんで和やかなひとときの場を作っていただき、あっという間に時間が過ぎていきました。
 着付け当日、留袖を着て食事をいただいたのは初めてですが、リラックスできた場でもありました。
 その後は、本番に向けての準備、お隣の人も初めての人でしたが、いろいろ丁寧にお話してくださり気持ちが穏やかになりました。
 きものを両手にかかえ、一人一人順に舞台に上がります。まわりを見わたすと多くの人が、これから同じ事をし、いかに綺麗に着れるかの挑戦の始まりです。前には先生方がまた客席にもたくさんの方が見ていらっしゃいます。すてきな音楽の元、スタートしました。あっという間に時間が過ぎていきます。初めての参加でしたが、とても良い経験をさせていただき、本当にありがとうございました。これからもこの経験がプラスになるよう頑張ろうと思います。先生方には大変お世話になりました。

福井県・福井中央支部 扇田 あさり さん
この度、初めて全国大会に出場させて頂き、全国のレベルの高さに驚きました。軽い気持ちで扉を開いたらまさに未知との遭遇で、その瞬間から緊張の連続で、パーティーでの食事の味も覚えていないくらいです。
 訪問着之部で出場させて頂き、他の選手の方々の見事な出来栄えに、私は残らないと思っていたのですが、自分の番号に赤丸が付いていた時には、何かの間違いではないかとも思いました。
 今までは、きものを着る手順が難しいと、考えていましたが自分で着る楽しさを、先生に教えて頂き、心より感謝いたします。
 この大会で、やれば出来るという感動を頂きました。これからも練習を重ね、新たに目標を掲げ、来年の全国大会に向けて、日々精進していきたいと思っています。
ありがとうございました。

北海道・北見学園 安藤 礼子 さん
今年、四月より着付けを習い始め、すぐに六月の発表会。先生から「全国大会に出ましょう」との言葉に「まさか私が?!」と戸惑い…少し時間を頂き…大決心。仕事や家族の心配もありましたが、チャンスを頂けた事を大変嬉しく思い、それからは毎日猛練習。普段、あまり緊張しない私ですが、大会当日、眩しい程のスポットライトと張り詰めた空気の中、「ラスト一分」のアナウンスの声…仮紐を抜くと帯がパラリと落ち「なぜ?」と頭の中は大パニック。回避する事は出来ず、記録は残せず、記憶を残して私の全国大会は終りました。
 ご指導してくださいました公平先生には申し訳ない気持ちで一杯になりました。又、来年チャンスを頂き挑戦してみたいと思います。
 全国大会に参加させて頂き皆様と同じ時間共有出来ました事、心より感謝致します。
ありがとうございました。

広島県・広島中央支部 林 栄美子 さん
昨年の秋、初めて地区発表会へ出場を決めた直後に、突然、父からの電話。「母さんが、くも膜下出血で倒れた。」かなり深刻な状態であった為、一度は大会も諦めました。
 しかしその母が奇跡的な回復を見せてくれ、今回、全国大会まで出場する機会を持つことが出来ました。横浜の会場へ一歩足を踏み入れると、北海道から九州までこんなに多くの仲間がいるのだなあと驚かされました。
 また選手控室では初対面にもかかわらず、同じ目標に向かって今日まで頑張ってきた仲間同士、互いの緊張や不安もよく分かり、励まし合い自分の出番を待ちました。今回、思いもよらず「着せ付けおしゃれ着之部 第四位」を頂戴し、いまだ夢のようです。
 暑い中、何度も繰り返し惜しみなくご指導くださった小川先生、応援してくださった竹田支部長はじめ広島中央支部の先輩方、そして、静かに見守ってくれた夫に心から感謝の意を表したいと思います。ありがとうございました。
 そして最後に「お母さん、元気になってくれてありがとう!今度は私がお母さんにきものを着せてあげますね。」

和歌山県・和歌山中央支部 貴志 恵美子 さん
「本科修了試験を振袖で発表会に」という先生の言葉から始まった振袖着付けの特訓。
 初めて自分で着る振袖はとても重く、最初のころは着るだけで筋肉痛になっていました。発表会に出るだけで緊張でガチガチだった私でしたが、本部よりみえていた橋本理事のお勧めと、「やる気があるならお稽古しましょう。」と言ってくださった西村先生のお陰で全国大会に出場させて頂くことができました。
 大会では思いも寄らず決勝にまで出させていただき、もうここまでくれば先輩方の胸を借りよう!と開き直って臨んだ決勝は頭が真っ白に。終わった瞬間に見えた先生方の笑顔にほっと安心しました。
 出場を勧めてくださった先生そして熱心にご指導いただきました先生方に本当に感謝しています。
 「また来年の大会で会いましょう」と、同じく初出場で決勝に残った方と別れ際に約束しました。来年は今よりも素敵な姿であの舞台に立つことを想像してこれからも邁進します!
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