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優勝者と支部/学園長激励のコメント

第48回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

≪留袖一般之部≫

岐阜中央支部 荒深 喜代美さん
 目標としていた栄誉をいただくことができ、今だにまだ夢うつつの感覚が消えません。自分の番号と名前が呼ばれても半信半疑だったのに、ステージヘ上がって「優勝できた」という実感と山岸先生の嬉しそうなお顔を見て、それまでのお稽古の情景と先生に恩返しができた!という思いに涙が止まりませんでした。
 「忙しいだろうけど、いつでもお稽古にいらっしゃい」というお言葉に甘えて、前日まで何度も練習を重ねました。弱点の克服に時間を使うようにご指導いただいた裾と脇の始末は落ち着いて本番に挑むことができました。教わりたいことがまだたくさんあります。きものを着る、着せる技術をこれからも磨いていきたいと思います。


岐阜中央支部 山岸 妙子 支部長
 2部門の優勝をいただいて鎮痛剤を飲んだ時のようにふわふわとして夢心地です。荒深さんは福祉のお仕事で心身ともに重圧のなかで規制を強いられた日々であったと思います。9月末の規制解除から10月の発表会、夜勤が続く中での練習は数えるほどでした。でも「継続は力なり」と言う通り、10余年連続の全国大会出場で確実に積み重ねた技術を体が覚えていたのでしょう。冷静で意志の強い彼女だからこその結果だったと思います。
 山はまだ高きにあります。心新たに歩み続けてほしいと思います。お世話になった全ての皆様に心からお礼申し上げます。

留袖一般之部

写真右:山岸 妙子 支部長   
写真左:荒深 喜代美さん

≪留袖シニアミセス之部≫

兵庫龍野支部 高桑 ひとみさん
 全国大会で先生方の美しい所作に憧れ、少しでも近づきたいと練習を重ねてきました。しかし道のりは遠く、限界を感じながらも先生の温かいご指導と教室の楽しい雰囲気に続けてこられました。今大会に際しても親身になって教えていただきました。「ただがむしゃらにやっていても上達しないのよ」とのお言葉から今までの練習を見直し、姿勢や重心の保持を意識して取り組みました。
 当日、「練習したことは体が覚えているから大丈夫」というお言葉を心に留めて臨みました。名前を呼ばれた時は本当に嬉しく、支えてくださった皆さんへの感謝の気持ちで一杯になりました。これからもきものを通して自分を磨き高めていきたいと思います。


兵庫龍野支部 追分 栄子 支部長
 なにごとも控え目な高桑さんです。でもこつこつと、きものがボロポロになるくらい稽古熱心な方なのです。今回もコロナ禍のために出場できない方が多い中で参加を決め、明石から私の自宅に車で一時間余りかけて稽古に来られる姿に私も頭が下がる思いでした。うまくできなかった時は家に帰っても稽古され、本当に頑張られました。
 最高の結果に私も本当に嬉しく、彼女に感謝しています。これからも生徒の皆さんと共に和装の道に精進して行きたいと思います。本当にありがとうございました。

留袖シニアミセス之部

写真右:追分 栄子 支部長   
写真左:高桑 ひとみさん

≪訪問着之部≫

千歳南学園 坂元 睦美さん
 前回の大会で同部門で涙をのみ、今年こそは!と挑みました。個性美学理論に基づいて大会2週間前にきもの、帯、小物をすべて変更しました。努力は結果に結びつ< !と自信を持っていつも通りにと自分に言い聞かせての本番でした。籏山先生には夜遅くまでご指導いただき、教室の先輩にも練習に付き合っていただいて形にしてきたことが今回の優勝に結び付いたと思います。この度はありがとうございました。また来年に向けてお稽古に励んでいきます。


千歳南学園 籏山 律子 学園長
 2年前の準優勝から、中止、延期と続く困難な状況のもとで練習を続けて来ました。モチベーションを保持することが大変な中、合同大会決定後のニヶ月前からは深夜まで熱心に努力されました。個性美学のズームセッションでご指導いただき、きものまで急遽取り替えての出場で見事、優勝。睦美さん、本当に努力されました。おめでとうございます。これからも、共に精進してまいりましょう。
 尚美流の皆様、今後ともご指導のほど、宜しくお願いいたします。ありがとうございました。

訪問着之部

写真右:籏山 律子 学園長   
写真左:坂元 睦美さん

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