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優勝者と支部/学園長激励のコメント

第47回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

≪留袖一般之部≫

香川中央支部 宮武 貴子 さん
 自分の名前が最後に呼ばれるとは、今も信じられない気持ちです。永井支部長の顔をみて胸がいっぱいになり涙があふれました。そして優勝旗の重さに尚美流の歴史を感じ身が引き締まりました。祖母や母のきものを着たいと思って尚美流に入門したのは20年以上前。途中何年も休み、ゼロからスタートしてこのような素晴らしい賞をいただけたのは、温かく、そして時に厳しくご指導くださる永井先生と先輩方、励まし合う仲間、そしていつも応援してくれる家族のおかげです。本当にこのご縁に感謝します。全国大会の舞台に立つと審査をされる高木先生の優しい笑顔を思い出します。これから歩みを止めることなく、自分なりに進んでまいります。ご指導よろしくお願いいたします。


香川中央支部 永井 祐子 支部長
 貴ちゃん!本当によく頑張りました。おめでとう。母を知る最後の生徒さん。優しく粘り強く内に秘めた真の強さ。20年以上、私に似なくていいのに不器用で、一回戦や準決勝の壁にどれだけ跳ね返され続けたことか。5年ほど前にやっと決勝に残った時、控室で一人隅っこで泣いている彼女を今でも思い出します。
 いつも応援していただくご両親、会長はじめ先生方に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

留袖一般之部

写真右:宮武 貴子 さん   
写真左:永井 祐子 支部長

≪留袖ヤングミセス之部≫

兵庫東支部 大見 恵子 さん
 昨年は留袖ヤングミセス之部で予選落ちとなり、留袖の難しさを感じました。優勝の方の頭上のティアラの美しさが印象に残り、そのティアラを目標に稽古を始めると、まず補正の調整に苦戦し、裾合わせは全国大会直前までうまくいきませんでした。西殿先生や先輩が惜しげもなくアドバイスくださった足さばきと同時の上半身の動き、呼吸法など、何度も繰り返すことで体に覚えさせようと励みました。少し自信をつけて迎えた本番、心地よい緊張の中、集中でき、優勝という結果が残せて本当に嬉しく思っています。「稽古でできないことは本番でできるはずがない」、「稽古しただけ自分のものになる」と改めて実感しました。
 光月先生、西殿先生、応援してくださった仲間に感謝し、これからも稽古に精進していきたいと思います。


兵庫東支部 光月 知津子 支部長
 篠山地区全体として参加者全員が複数のメダルをいただき、ありがとうございました。地区予選会は毎年地元の各方面の方々に満席になる応援をいただき、心温まる思いです。
 嬉しい全国大会になりました。努力をすれば、実を結ぶことを各自知ることができました。
 大見恵子さんは、幼い頃からクラッシクバレエをされ、その講師もされ練習時間がなかなかないのですが、西殿講師の集中とセンスの良さで明るく、楽しい厳しい練習をクリアされ2回目で優勝できました。ティアラをつけたいと言う思いが実を結び嬉しいことです。
 本人、そして教室全員が新たな希望に向けて進むことができます。感謝の思いです。ありがとうございました。

留袖ヤングミセス之部

写真中央:大見 恵子 さん    
写真左:光月 知津子 支部長 
写真右:西殿 裕子 正講師

≪留袖シニアミセス之部≫

篠山学園 光山 加代子 さん
 3度目の正直と思って挑戦した今大会。上位が発表される中、今回も受賞ならぬかと諦めたその時、私の名前が呼ばれ、最高の賞をいただくことができました。
 私は農業をしているため、教室だけがきものに触れる楽しみのひとときでした。先生には毎日きものに触れるようにとご指導を受けていながら、できませんでした。しかし都合で参加できない仲間に「今年優勝して、来年は展示できるよう頑張って!そして来年一緒にいこう」と励まされ、仕事の合間にイメージトレーニング、練習中は基本姿勢に集中できました。その結果、人生で最高の自信となりました。これからも社会でこの技術をお役に立てることを願い、日々精進させていただきます。ご指導励ましをいただいた先生方、仲間、家族、そして私をとりまく全ての方々のお蔭と心から感謝いたします。


篠山学園 森 由起子 学園長
 1回目で準優勝、2回目は準決勝落ち…悔しかったと思いますが、その時は本人いわく、「もう絶対だめだとわかっていました」とあっさり。そして今回3度目の挑戦!もともと彼女は非常に勘の良い前向きな方です。基本姿勢に忠実に着られ、体幹がしっかりしておられます。良い所をほめ、あとは細い体の補正の工夫と、お太鼓の作りを何度も確認しあいました。納得がいくまで、何度でも着られる根性もお持ちです。
 教室のおけいこを大切に今回の賞を受けられました。本当におめでとうございます。私自身、指導者としての喜びと、ご支援いただいた光月支部長はじめ、講師の皆様、協力いただいたご家族の皆様に感謝申しあげます。

留袖シニアミセス之部

写真右:光山 加代子 さん
写真左:森 由起子 学園長

≪訪問着之部≫

札幌手稲支部 日向 恵子 さん
 今年は多くの学びを得る機会となりました。2年前の初出場の時の機関誌に「私も優勝してみたいな」と書いていました。以来、技術もさることながら、どのような心で挑めば頂点に立てるのか自問自答の日々でした。ただひたむきにお稽古する先輩方を見ていると、美しい所作は一日にしてならず、努力の先にあるものだと感じました。
 当日、「きものは心で着る」という言葉をステージ上で聴いて腑に落ちました。尚美流が伝えているのはそれなんだなと。前のめりの気持ちが落ち着き、楽しむことに切り替えることができて結果として優勝できました。ご指導くださった先生方が自分のことのように涙を流して喜んでくださり本当に嬉しかったです。ありがとうございました。また新たに「美在心中」を極めていけるようお稽古に励みたいと思っています。


札幌手稲支部 武田 瑞子 支部長
 初めての全国大会の感想に「優勝してみたい」と書かれていて、ずっとこの言葉が脳裏に残り何とかして優勝させたいと思っていました。昨年は日程を誤って予定を入れてしまい出場できませんでした。今年は仕事の都合で発表会に出られず、練習時間も十分に取れず臨んだ全国大会。私は練習は回数だけではないと思っています。短時間でもポイントをしっかり把握し自分のものにしていけば大丈夫。不安も有りましたが、当日早朝しっかり補正をチェックし送り出しました。念願は思わないと達成しません。恵子さん、優勝本当におめでとうございます。そして来年の目標も立ちました。また舞台で輝くことができますように。

訪問着之部

写真左:日向 恵子 さん   
写真右:武田 瑞子 支部長

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