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優勝者と支部/学園長激励のコメント

第44回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

≪振袖之部≫

長野南支部 野田 いずみ さん
 「来年はこのティアラ、野田ちゃんに受け取ってもらいたいな。」 去年、優勝した仲間の伊藤さんにかけていただいたお言葉です。優勝しながら私に激励のお言葉までいただき、嬉しかったのと同時に、精神面でももっと私も強くならなきゃと感じました。あれから一年。私は少しでも成長しただろうか…今年は入賞できなかったら…そんな思いで本番を迎えました。プレッシャーと不安に押しつぶされそうな時は「もう大丈夫!」と自分に言い聞かせました。そして自分の番号が呼ばれた瞬間、緊張がふっと解け、嬉しさのあまり涙がこぼれました。今までできなかった「自分を信じること」ができた結果だと思います。
三年連続準優勝で、前向きになれない時もありました。そんな時背中を押してくださった先生方。楽しいだけではない練習も共に乗り越えた仲間。優しく見守ってくれた家族。そして、どんな時も一緒に練習してきたきものに感謝の気持ちを伝えたいです。


長野南支部 古賀 春湖 支部長
 この度は振袖之部で優勝をいただき、本当にありがとうございました。野田さんは、三年続けての準優勝で、どんなに悔しく苦しい思いをしてきたことでしょう。今年はその悔しさをバネにして練習を黙々としておりました。先生方に指摘された事を素直に受け入れ自分のものにしていく姿は大きく成長したように見えました。
 いつも笑顔が素敵で明るい野田さん、皆様に祝福され大きな賞をいただきました。本当におめでとう。表彰式の舞台で賞をいただく姿は素敵で美しく感動を与えてくれました。これからも尚美流の道を仲間とともに進みましょう。

振袖之部

写真右:野田 いずみ さん
写真左:古賀 春湖 支部長

≪着せ付けおしゃれ着之部≫

札幌手稲支部 奥場 恵子 さん
 初めての全国大会。私のようなものが出場して良いのかと思い大会を迎えてしまいました。きものをきちんと着られるようになりたいと教室へ通い始めましたが、全てが初めての体験で思うようにできない日々が続き、頭で理解しても体が指が動いてくれず随分もどかしい思いをしました。
 仕事が忙しく皆さんと一緒に練習する時間も少なく、私の都合に合わせて教えてくださった先生。そしてモデルになって指導してくれた赤上先生には、感謝の想いで一杯です。きものが着られるようになった他に、着せ付けができるなんて思ってもいませんでした。何度も同じことを聞いても、怒らずていねいに教えて頂きました。
 名前を呼ばれた時も自分だと理解できず、先生の顔を見た時に色々な思いが巡って涙が止まりませんでした。教室の皆さんにも感謝の気持ちを伝えたいと思います。


札幌手稲支部 武田 瑞子 支部長
 初出場でおしゃれ着之部・優勝と言う快挙を成し遂げた恵子さん。本当におめでとうございます。今年2月に腰を痛め、発表会もどうなることかと思っていましたが、4月から練習が始まり、発表会も無事に終えることができました。
 全国大会に向けての練習も始まり、人一倍汗をかく恵子さんは、流れる汗をハチマキで押え、風を引いた時には更にマスクをして…何て異様な光景でした(笑)。
 モデルと指導に当たってくれた赤上聖子先生の惜しみない愛情が優勝へと導いたのだと思います。二人で勝ち取った優勝!しかも12分間という、考えられない時間で。改めておめでとうございます。

着せ付けおしゃれ着之部

写真右:奥場 恵子 さん
写真左:武田 瑞子 支部長

≪創作帯結び細帯之部≫

東京中央支部 粕谷 藤江 さん
 このような素晴らしい賞を頂き、ありがとうございます。前回大会での優勝は、驚きと、感動で胸がいっぱいになりました。今回は前回に加え、嬉しくて嬉しくて、腰の痛みも連日の疲れも吹き飛んでしまいました。
 昨年から来年は創作帯結び之部にも参加したいと思うようになり、考えに考えた作品です。
 先にお題が自然に頭に浮かび、次に帯を決め、その後はイメージ、アイディアがどんどん湧いてきました。波を音として捉え、可愛らしく、押し寄せる波は、帯を裏返しうねりも出せたと思います。創作の難しさを感じながらも、色々工夫しながら楽しんで仕上げることができました。
 この部門での優勝は格別なものとなりました。本当にありがとうございました。


東京中央支部 戸村 房子 支部長
 今回の横浜大会は、地元と言うことで、教室みんなで参加しましょうと、都合のつく方…又、都合をつけて参加しました。特に創作帯結びは5名、5種類の出場をさせていただきましたが、そのうち4点で入賞をいただき、大喜びです。
 昨年から創作帯結びを目標にじっくり練り上げて、今回この賞をいただいた粕谷さんは、実に努力家です。教室でも皆で帯結びの研究をしたり、発表会、全国大会が近づくと練習の場を用意してくださったり、裏をかためて皆を引っ張って行く方。その粕谷さんにこの優勝を戴けて良かった―という想いです。まだまだ続くこの会に、次回も参加できるよう、「継続は力なり」をモットーに一緒に進みましょう。

創作帯結び細帯之部

写真右:粕谷 藤江 さん
写真左:戸村 房子 支部長

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