きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

長野南支部 中津川中央学園　伊藤 友美 さん
　準優勝者まで発表された時、「上位入賞できなかったか」と、あきらめていたら…。まさかの優勝で名前が呼ばれ、本当にビックリしました。３年前、初めて選手として大会に出場した時は予選落ち。悔しい思いはもうしたくないと練習を重ね、今回夢の優勝をいただくことができました。
　毎週毎週、熱心に指導しアドバイスをくれ、本番前夜まで練習に付き合ってくださった古賀支部長、佐代子先生、日々の練習でも控え室でも「がんばろう！！」と励ましてくれた仲間たちに心から感謝しています。皆様本当にありがとうございました。この素晴らしい感動をパワーに、新しいチャレンジと次の目標に向かって頑張りたいと思います。

長野南支部 中津川中央学園　伊藤 由美子 学園長
　すばらしい賞をいただき夢のようです。前夜、部屋でひたすら裾決めの練習をする姿がありました。今年は優勝して、振袖を卒業したいというのが目標のようでしたが、それが現実となるなんて夢にも思っていなかったので、本当に驚きました。
　時にはぶつかり、喧嘩にもなる親子の間に、古賀支部長、佐代子先生がクッションになってくださり、続けてこられた事に深く感謝しています。
　これからも次の目標に向かって、精進してくれることを願っています。本当にありがとうございました。

札幌手稲支部　柴田 真由美 さん
　今年の全国大会は、仕事が忙しくて練習に費やせる時間が今までで一番取れませんでした。そのため「参加することに意義がある」と思うようになり、自信もありませんでした。去年までの過去３年間で念願だった３連覇を達成し、もう燃え尽きていたのだと思います。しかし、教室の仲間たちの優勝に賭ける思いが溢れる中で練習しているうちに「参加するなら絶対優勝！」と再び思うようになりました。そこからはとにかく少ない時間の中、密度の濃い練習をしました。
　出発前日に息子にもらった手紙の「自分に自信をもっていれば優勝できると思うよ」の言葉を、当日舞台の上で何度も繰り返しました。この部門、過去２回の準優勝を経て、今年ついに優勝することができて、本当に嬉しいです。

札幌手稲支部　武田 瑞子 支部長
　発表会で今年の目標は？と聞かれ、連覇を狙いたいと云っていた真由美さん。会社での仕事が忙しく、それに毎日の会議。練習する時間が全く取れずにいたのが現状でした。回数をこなすのではなくピンポイント練習に専念しました。帯も柄で決めるのではなく自分の目でしっかり計算し、出来上がりのバランスを習得させました。じょうずに出来上がったら写真を撮り、それを頭の中に記憶。そうやって練習していくうちに「優勝したい！」と云い出しました。
　そうなのです。願いは口に出さないと現実のものにはならないのです。我教室は、「有言実行」をモットーとしています。真由美さん、4連覇おめでとう!

和歌山中央支部　貴志 恵美子 さん
　前々回の全国大会で、同じ教室の先輩が創作帯結び之部で舞台に上がるのを漠然と「すごいなぁ。」と見ていた『優勝』が、まさか自分自身に降ってくるとは思ってもいませんでした。今年は初めてロイヤルサロンにも参加させて頂き、プロ大会で優勝された創作帯結び等を教えて頂きました。それ以降「こんなのはどうかな？」と考えることが多くなり、ますます楽しく感じるようになりました。
　帯結び『きらめき』には～Fe!gerollesの流れ星～という隠れサブタイトルが付いています。旅の途中フランスの山奥の村で見た流れ星をイメージして結びました。これからも目に映る景色や日常を感じ取りながら、楽しんで続けていきたいと思います。

和歌山中央支部　楠木 益子 支部長
　この度は、素晴らしい賞を頂き有難うございました。貴志さん「創作帯結び細帯之部」での優勝おめでとうございます。
　私は今回も都合で出席することが出来ずに残念でしたが、優勝の報告を聞いた時は驚きと喜びで一杯でした。２年前にもこの部門で福田聖子さんが優勝し、今回で和歌山中央支部としては「創作帯結び細帯之部」では２度目の優勝。忙しい中、努力を重ねてきた成果だと思います。
　また、他の部門に於きましても素晴らしい成績を修めてくれたことに本当に嬉しく、生徒、講師皆の頑張りに頭が下がる思いです。これからも共に和装の道に精進して参りたいと思います。有難うございました。