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優勝者と支部/学園長激励のコメント

第43回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

≪留袖一般之部≫

広島東支部 脇 美代子 さん
 名前が呼ばれた瞬間は耳を疑いましたが、舞台に上がり、松嶌会長から賞状をいただき、いつも遠くから見ていた優勝旗を手渡されると、その重さに驚くと同時に優勝することできたことの喜びが込み上げて来ました。着せ付けではモデルをしてくださった大原先生の「楽しみましょう」のお言葉にリラックスできたのですが、入賞を逃して落ち込んでいました。しかし支部長から「切り替えていつも通りに」と声を掛けて頂き、講師の先生方には「大丈夫、できるよ」と送り出していただき、不思議なくらい落ち着いて舞台に向かうことができました。
 今回の優勝は、幾度となく挫折しそうになった私を親身になり支え、励まし、導いてくださった岡林支部長や講師の先生方と、毎週快くお稽古に通わせてくれた家族のおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。これからも「楽しむ気持ち」を忘れず、着付けの道を歩みたいと思います。


広島東支部 岡林 典子 支部長
 10年間馴れ親しんできた鴻ノ巣学園から広島東支部となり、初めての全国大会で優勝旗を持ち帰ることができましたこと、感謝、感激でございます。前日の着せ付け訪問着之部では残念な結果に落ち込んでいる姿を見るのが辛かったです。ところが翌朝の舞台に立つ姿は昨夜とは違う、なにか吹っ切れたような清々しさが感じられました。「自分を信じ、いつも通りにできるように」と祈るばかりでした。その思いが通じたかのように、本当に良く頑張ってくれました。
 御主人の両親に2人の小学生の6人家族を守りながらのお稽古は大変だと思いますが、予選会には家族全員で応援に来てくださいました。こうして協力して頂けるのも、日頃から、主婦としての務めをきちんと果たしているからこそ。これからも講師を目指して、頑張りましょう。

留袖一般之部

写真右:岡林 典子 支部長
写真左:脇 美代子 さん

≪留袖ヤングミセス之部≫≪着せ付けおしゃれ着之部≫

札幌手稲支部 武田 弓子 さん
 昨年は妊娠中で出場できず、1月に無事に出産。「ママになって優勝!」そんな私の目標に、支部長や先生方、教室の仲間、家族が全力でサポートしてくださりました。息子を連れて教室へ通うことを了承、練習の時は息子の面倒を見てくださり、機嫌のいい時に着せ付けの練習をさせてくださったり、泣き声が響きわたって練習で集中できないこともあったかと思いますが、毎日息子に会えるのが楽しみなのよと温かい言葉に支えられ、たくさん練習することができました。
 たくさんの感謝の気持ちを絶対結果でお返ししたいと挑んだ1年ぶりの全国大会。優勝を2つも頂けるとは全く思っていなかったので驚きましたが、私の想いが全て報われる結果となり、嬉しさと本当に感謝の気持ちで溢れました。たくさんの方たちに支えられて頂いた2つの優勝です。本当にありがとうございました。


札幌手稲支部 武田 瑞子 支部長
 この度は二冠優勝を頂きありがとうございました。嫁の弓子さんを大会に出場させるためにまず1月に生まれた長男を誰に預けるか?という所からスタートしました。実家のお母さんは体調がすぐれず預けるのは無理。長女に打診すると二つ返事でOK! 本当に姉妹って有難いと思います。4月から長男同伴の練習。それが全国大会の数日前まで続きました。泣いたりぐずったり本当に講師や他の方々にはご迷惑をお掛け、申し訳ない気持ちで一杯です。
 一年のブランクもすぐに勘を取り戻し、これなら…と思いました。モデルの鏡石先生には一年前からお願いしていました。弓子さんの目標は、義姉(柴田真由美)。産後のヤングミセスで優勝。私も真由美さんの後を継ぎ優勝したい!と願っていました。弓子さん、願いが叶って本当に良かったですね。おめでとう!

留袖ヤングミセス之部 着せ付けおしゃれ着之部

写真右:武田 瑞子 支部長
写真左:武田 弓子 さん

≪留袖シニアミセス之部≫

東京中央支部 粕谷 藤江 さん
 大変大きな、大きな賞を頂きありがとうございました。信じられない思いで夢のようです。2度目の参加ということもあり、出場するからには決勝までは進みたいという思いはありましたが、日々の忙しさや、体調不良などもあり、なかなか思うような練習ができず、楽しんで来ようという思いでした。そんな中、熱心に細部までご指導してくださり、「狙っていこう!」という戸村先生のお言葉。補正を中心にご指導してくださいました越前谷先生、支部の先生方、皆様のおかげで頑張れたように思います。そしてまた壮行会までして応援してくれた教室の皆様、本当にありがとうございました。 全ての方々に感謝をし、お礼申し上げます。


東京中央支部 戸村 房子 支部長
 夏は暑い、覚悟していても暑い。毎年のことなのに初めてのような想いをするものです。東京中央支部は今回は大勢の参加者でしたので、事故なく元気で帰って来れることを祈りながら出掛けました。
 そんな中で優勝を頂けました。ありがとうございます。当の粕谷藤江さん、発表会の会場を押さえてくださったり、発表会に出られる方の練習会場を準備したり、また全国大会参加者のための練習会場も確保くださるなど、余り体調が良くない中でもしっかり裏を固めてくださる人です。おかげで同じ教室から出場3名、全員賞を頂くことができました。粕谷さんは笑顔がとても"やさしい"シニアそのものです。なんとか体調を整えながら、急がず和装の道を進んでいただきたいものです。

留袖シニアミセス之部

写真右:戸村 房子 支部長
写真左:粕谷 藤江 さん

≪訪問着之部≫

名古屋中央支部 塚本 怜奈 さん
 この度は、このような素晴らしい賞を頂き、ありがとうございました。 訪問着と振袖との違いに戸惑いながらの練習となりました。 今まで「高く、高く」と気を付けてきたことが訪問着では通用せず、 帯の位置は定まらない、時間も縮まらない、丈も、衿も、おはしょりも…。練習すればするほど気になる点が増え、思うように着られない自分に憤りを感じる毎日でした。そんななか励まし支えてくださったのが、師である母や、一緒に練習している先輩方でした。毎回細かく、厳しくチェックしてくださる中に温かい励ましの言葉をたくさん頂きました。
 本番では、私を見守り支えてくださる方々の顔を思い浮かべながら、一つひとつの所作に感謝の気持ちを込めて着させて頂きました。 多くの人に支えられ、手にした優勝杯。涙が止まりませんでした。この気持ちを忘れず感謝の気持ちを大切に、これからも精進していきます。


名古屋中央支部 塚本 久美子 支部長
 怜奈さん、頑張りましたね。指揮~振袖展示~訪問着&振袖モデル、そして予選からの出場…。シード放棄を決めてからは皆さんをお待たせしないように長襦袢早着替えの練習も追加。振袖と訪問着交互に練習、同時スタートするため、教室で長襦袢着替えに時間がかかり、毎回「ごめんなさい、お待たせしました」。そんな時に「大丈夫待ってるから♪ がんばれ♪」と仲間の優しい声、そしてお互いに厳しいチェック。皆一つになって練習していました。練習後には、鏡と確認練習…独り鏡に向かう姿を見守るだけでした。
 当日、静まり返った舞台上に遅れて入場・準備し終え、一礼した姿から「お待たせしました。お願い致します」との声が聞こえた気がしました。 誘導、司会の方々にも、大変お世話になりました。皆様に支えられての優勝です。 本当にありがとうございました。

訪問着之部

写真右:塚本 久美子 支部長
写真左:塚本 怜奈 さん

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