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優勝者と支部/学園長激励のコメント

第42回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

≪留袖一般之部≫

東京西支部 宮里 美子 さん
 昨年は念願のヤングミセス優勝を頂き、今年を最後として挑戦することにしました。目標は高く、もう一度先生と表彰台に上がりたいという思いでしたが、不安が募る日々でした。舞台は何度経験しても学ぶことばかり。極めることの難しさを痛感しました。先生に「汗を流し努力した分、いいことあるわよ!」と励まされ、気持ちを切り替えて楽しもうと決めました。本番では今まで学んできたことを思い浮かべ自分の着付けができ、まさかの優勝! 受け継がれてきた優勝旗は想像していたより重く、多くの支えてくださった皆さんに恩返しができたのではないかと思いました。先生方、教室の仲間、モデルとして協力してくれた妹、いつも応援に来てくれた家族に感謝しています。


佐藤 あさ子 支部長
 美子さんは昨年ヤングミセス之部で優勝、今年は最高の優勝旗を応援に来てくださったご家族の前で手にされて、どんなに嬉しかったことでしょう。私も感謝と感動で夢をみているようでした。準優勝まで呼ばれなかったのであきらめていたところ、発表に驚き、舞台まで足が地に着きませんでした。第35回全国大会に振袖で優勝、翌年から留袖に挑戦して7年目からの連覇に彼女の頑張りに頭がさがるとともに可愛く自慢の生徒です。
 前夜は12時頃まで、当日も4時から何度も練習をしましたが、なかなか衿が決まらないまま本番を迎えました。私はドキドキでしたが、失敗なくできたのでホッとしました。みなさん温かいご声援を本当にありがとうございました。

留袖一般之部

写真右:佐藤 あさ子 支部長
写真左:宮里 美子 さん

≪留袖ヤングミセス之部≫

長野南支部 池口 律子 さん
 今年も予選会までかな…と思っていた私に、「頑張っておいで」と義母が後押ししてくれ、全国大会参加を決意しました。技術も時間も全く自信がありませんでしたが、「あごを引く」、「脇を締める」など先生のアドバイスを思い出しながら基本姿勢、笑顔、そして何より楽しむことを意識して臨みました。競技が終わり、達成感で満足していたところ、思いがけない優勝。名前を呼ばれた時はただ驚きでした。
 日々の忙しさと体調不良で何度もくじけそうになりましたが、夜遅くまで練習に付き合い、熱心にご指導をくださる先生、ちょっとおとぼけな私をフォローしてくれる仲間、練習に行くのを助けてくれる仲間、そして快く送り出し、応援してくれた家族に感謝しています。皆さんの支えでここまで来れました。
 ありがとうございました。


古賀 春湖 支部長
 池口さん 優勝おめでとうございます。全国大会に初めての出場で優勝! 名前を呼ばれた時は、頭の中が真っ白になり足が前に出なかったようでした。
 地区の発表会は、いつも家族みんなで応援してくださり全国大会にも快く送り出してくださいました。仕事帰りや休日の少ない時間を精一杯使い練習をされていました。練習中に指摘をされても「はい」と素直に明るくステキな笑顔で受け入れる池口さん、これからも大好きなきものの道を尚美流と共に進んで頂きたいと思います。

留袖ヤングミセス之部

写真右:古賀 春湖 支部長
写真左:池口 律子 さん

≪留袖シニアミセス之部≫

長野南支部 矢崎 みどり さん
 まさかの優勝、初めて娘と一緒に参加した大会での優勝で驚いています。番号を呼ばれた時、あれ、私の番号!?名前を呼ばれても信じられず、しばらくボーっとしていました。ステージで古賀支部長に「諦めずに続けて来てよかったね」の言葉に、涙・涙・涙でした。何年も予選落ちの私も先生に励まされて続けることができました。熱心なご指導のお陰と感謝しています。予選を通過した時の「ホッ」とした気持ち、嬉しかった気持ち、一生忘れないと思います。
 教室で出会った先生方若い生徒さんからも声を掛けて頂き本当に心強かったです。こんなに素晴らしい先生と仲間に巡り合うきっかけを作ってくれた姪と、快く送り出してくれた家族に感謝・感謝です。


古賀 春湖 支部長
 矢崎さん 優勝おめでとうございます。全国大会に3年連続出場の3回目にしてシニアで思わぬ賞を頂き感動でいっぱいです。私は、胸がはち切れるくらいの思いでした。
 ご本人が、優勝なんて…。夢のまた夢です…と言いながら諦めずに大会に出てくれました。木曽まで2時間の道のりを掛けながら、教室に通って来ては静かに練習し頑張っておられました。素晴らしい賞を頂きましたこと、嬉しく思います。

留袖シニアミセス之部

写真右:古賀 春湖 支部長
写真左:矢崎 みどり さん

≪訪問着之部≫

札幌手稲支部 柴田 真由美 さん
 何年も留袖を着続け、今年は初めての訪問着。いざ着てみると軽くて裾は決められず、帯山は曲がり下前は入らず、散々でした。しかし発表会で多くの方々の前で「今年も全国大会で優勝してきます!」と宣言したため、難しい挑戦となりました。
 練習を開始すると力不足を痛感。途中何度も挫けそうになり、疲れ果て弱音もはきましたが、仲間に励まされ、夫は家事も育児も全面的に協力してくれました。忙しい支部長に代わって鏡石先生が毎日のように丁寧にご指導くださり、時間の許す限りとにかく練習しました。表彰台で会長に「サンレンパ!」と言われた時、努力が報われたと思いました。「有言実行」を成し遂げた感動をこれからの自信にします。みなさん本当にありがとうございました。


武田 瑞子 支部長
 5月の発表会で「優勝してきます!」と大口をたたいてしまったと云う真由美さん。それからの練習開始。訪問着は留袖と違って軽いので、裾は決まらず下前は入らずで、悪戦苦闘の連続でした。鏡石先生の細やかな指導を受け、徐々に形になっていきました。
 訪問着の自装に集中するために着せ付け部門は諦めました。大会を目前にしながら課題は一杯。帯山が左右対称にならず最後まで悩んでいました。「いくら練習で上手く着れても本番で失敗するのは、技術が足りない」というのが彼女の自論。でも真由美さんは本当に本番力のある人で、見事に本番で開花します。三連覇達成、本当におめでとうございます。

訪問着之部

写真右:武田 瑞子 支部長
写真左:柴田 真由美 さん

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