着付け教室「尚美流」トップページ > 選手権大会 > 第41回 全日本きもの着付選手権全国大会 (コメント)

優勝者と支部/学園長激励のコメント

第41回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会

≪振袖之部≫

兵庫中央支部 三田北学園 榎本 有香 さん
 この度は優勝という素晴らしい賞を頂き、ありがとうございます。初めて全国大会に出場した時、優勝すれば先生と一緒に表彰台に立つことが出来ると知り、私もいつか堤先生と表彰台に立つぞ!!と心に誓って練習してきました。頭でわかっていても、なかなか実践できない…。きものの難しさと奥深さを感じながら、途中何度もくじけそうになりました。そんな時、先生や先輩方にアドバイスを頂き、励まされ、そして勇気をもらって、今大会の成績を残すことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、練習に行く私を快く送り出し、応援してくれた家族の協力にも感謝です。これからも一歩ずつ、焦らずステップアップしていきたいと思います。


兵庫中央支部 三田北学園 堤 多恵子 学園長
 すばらしい賞を頂くことができましたことに御礼申し上げます。大会に向け、日々努力されたお2人に共にメダルを…との思いでの参加でした。2位までに榎本さんの名前が呼ばれなかった時は「どう言って慰めたらいいのか?」と言う思いが頭をよぎりましたが、「もしや…」の思いで待っていた時に、彼女の名前が呼ばれ、嬉しさの余り出てくる涙を止めることができませんでした。尚美流の基本姿勢を素直に聞き入れ、落ち着いた動きと相手を思いやる心、ご両親の愛情と応援を背に、目標に向けて努力された彼女に乾杯です。また福田支部長の教えや助言、西先生や教室の仲間の皆さん方にも、御礼を申し上げたいと思います。

留袖一般之部

写真右:榎本 有香 さん
写真左:堤 多恵子 学園長

≪着せ付け訪問着之部≫

長野南支部 木曽学園 湯本 奈津美 さん
 名前が呼ばれた時は嬉しさと驚きを同時に感じ、舞台の佐代子先生の顔を見ると感謝の気持ちと優勝の実感で涙があふれました。素敵なきものと、とても良く似合うモデルさん。そんな好条件でも着せ方ひとつですべてが崩れてしまう。難しさを痛感する練習の日々でした。支部長、学園長には練習時間がなかなか取れないなか自分の苦手が改善するまで、夜遅くなってもご指導いただきました。そしてモデルの本田美穂さんとのW優勝!! とても幸せな気持ちでいっぱいです。今回の優勝はいつも笑いの絶えない支部の先生方、仲間に支えられ励まされて取れた賞です。いつも応援してくれる夫や両親に感謝して、次の目標に向かって努力したいと思います。


長野南支部 木曽学園 古賀 佐代子 学園長
 振袖の優勝から2年、今年は訪問着の着せ付けに挑戦しようねと決めたのが6月の始めでした。昨年結婚され、新居の飯田と実家が経営する職場の木曽と長距離移動をしながらその合間を練習に通われました。練習を終えて帰るのが日付が変わる時もあり、ご帰宅の連絡が来るまで落ち着きませんでした。少ない練習時間で言われたことを一つ一つ頭に叩き込んで確実に決めていく、彼女の性格そのものです。思うようにならなくなると大きな瞳から大粒の涙がこぼれ落ち…、その恒例の涙が出たあとは冷静に、弱点克服に燃えて確実に腕を上げていました。また訪問着の着付けも本田さんに次ぐ準優勝と、本当に素晴らしい成績でした。優勝者席に初めて座って奈津美さんと感動を分かちあえたことは忘れません!

着せ付け訪問着之部

写真右:湯本 奈津美 さん
写真左:古賀 佐代子 学園長

≪着せ付けおしゃれ着之部≫

笠松東学園 奥村 泰子 さん
 全国大会に、初めて出場させて頂きました。梶浦先生、山本先生、そして遠くより応援に来てくださった方々のお蔭で、初出場でこのような良い成績を頂けたことに、心より感謝しております。まだまだ練習も不足で、毎度、納得のいくカタチが作れず、諦めも心のどこかに潜んでおりましたが、目標は常に高く、前向きに育ててくれた両親にも心から感謝しています。憧れられる女性を目指して、女性らしさ所作を身に付け、これをいつも心に来年もステキに着付けられますよう、お稽古し精進を心がけていきます。
 この度は、ほんとうに皆様に感謝し、心よりお礼を申し上げます。チカラを貸してくださった、まわりの皆様、ありがとうございました。


笠松東学園 梶浦 きよ子 学園長
 初めて出場した全国大会でした。名前を呼ばれ、一瞬耳を疑いましたが、ゆっくりと後ろから実感が込み上げてまいりました。美容室のオーナーとして良く働き、良く遊び、センスの良さは抜群の親孝行な彼女です。教室もパッと明るく賑やかに、コーディネイトするのが大好きな人気者です。これからも多くのお客様に満足して頂ける着付けを心掛けてくれると思います。
 モデルの山本三和講師に感謝します。本部の先生方、本当にありがとうございました。

着せ付けおしゃれ着之部

写真右:奥村 泰子 さん
写真左:梶浦 きよ子 学園長

≪創作帯結び 細帯之部≫

和歌山中央支部 福田 聖子 さん
 『優勝』という言葉は想像もできず臨んだ3回目の全国大会。先生の時間が許す限り、心の支えでもあり、ライバルでもある仲間とともにお稽古に励みました。この受賞は大変嬉しく、また驚きの気持ちでいっぱいです。帯結び『恋心(こいごころ)』は、思春期の子どもと関わる教師生活の中で感じる、乙女に近づく女の子の純粋な気持ち・素直な心を表現しました。初恋という誰もが抱く小さな夢から、いつか大輪の花が咲きますようにという思いを込めて結びました。10代に尚美流と出会い、10年。続けられたのは笑顔を絶やさずご指導してくださる先生方、励まし合ってきた仲間、そして見守ってくれた家族のおかげです。多くの方の喜びのきもの姿がみられるよう、感謝の気持ちを忘れず日々精進していきたいと思います。


和歌山中央支部 楠木 益子 支部長
 第41回全国大会、猛暑のなか多くの方がご参加くださり誠にありがとうございました。私、この度は出席することができず、勝手をさせて頂いて誠に申し訳ございませんでした。それにも係わらず、大変喜ばしいことか、指導者の講師の先生方、今回の創作帯結びで優勝、他の部門でも準優勝という素晴らしい成果を得られたこと、本当にありがとうございます。そして、おめでとうございます。これからも努力を重ね、和歌山中央支部のために精進し、皆で協力しながら、尚美流の和装道を新しい世代に伝えて行きたいと思います。

創作帯結び 細帯之部

写真右:楠木 益子 支部長
写真中央:福田 聖子 さん
写真左:西村 直子 正講師

次のページ
  • NPO法人 国際ヨガ協会
  • 個性美学
ページトップ