きもの(着物)の着付け教室の「尚美流」

きものイベント
尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
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第29回 尚美流 全日本きもの着付選手権全国大会
優勝者と支部/学園長感激のコメント
振袖之部
岡山 岡山中央支部 友國加寿子 さん
友國加寿子さんと掛島菊恵支部長今回の出場で4回目になり、今年でラストチャンスと決め大会に臨みました。昨年は、緊張のあまり力みすぎて、思いもよらないところで失敗してしまい、悔しい思いをしました。その悔しさをバネに、初心に戻って自分を見つめ直し、納得がいくまで何度も練習に励みました。「後悔はしたくない、今やれるべきことはすべてやろう、結果がどうであれ悔いが残らないよう。」と言う気持ちで挑みました。そして大会当日の朝、ホテルの部屋の窓から見た朝日がとても美しく、(前回までは、心のゆとりがなく、焦りと緊張感で落ち着かないまま始まってしまいましたが)不思議と今までにない穏やかな気持ちで迎えられたのが印象的でした。発表の時、名前を呼ばれても自分の耳を疑い、表彰されている間も、自分は間違ってここに立ってしまったんではないだろうかと不安になり、何度も賞状に書いてある自分の名前を確かめましたが、やっぱり信じられなくて…周りの方から「おめでとう!」と声をかけていただいてやっと少しずつ実感が湧き、喜びをかみしめています。頂いた賞は、決して自分だけの力では得ることが出来ず、時に厳しく親身になってここまで育ててくださった掛島支部長の温かい支えや、今までの貴重な経験をもとにご指導くださった諸先生方、そして汗を流して頑張った教室の仲間の励ましがあり、そんな恵まれた環境の中でお稽古が出来たことに、感謝の気持ちで一杯です。この素晴らしい経験を生かし、自分らしくさらに磨きをかけ、次の目標に向かって進んでいきます。
岡山 岡山中央支部 掛島 菊恵 支部長
「優勝、友國加寿子さん」の声に自分の耳を疑いました。周囲の先生方の倉敷よ倉敷よと言われ我にかえる自分でした。ほんとうにありがとうこざいました。今年振袖最後だと言う本人の言葉でしたので「がんばろうね」と言う事で練習に練習を重ねました。朝、晩と教室に足をはこんで来ましたなかなかうまくいきません。背筋がどうしても力が入り、まがってしまいます。帯の中央がさがる。今さらと思いながら色々と方法を変えて見る事…繰り返し、これしかないと思い練習をいたしました。これだけ練習をしたのだから初心にかえりゆったりとした気持ちで1回戦から出て見ようねと言う事でこの大会に望みました。優勝を頂ける事となり最高の気持ちです。美しく輝く王冠と会長よりつけてもらう事ができ本人は夢ごこちだったと思います。岡山中央支部の仲間又家族に感謝し今の気持ちを大切に王冠の重さを感じながら前向に進んでいきたいと思います。母の十三回忌にあたりよい報告ができました。
小紋着せ付け之部
福井 福井中央支部 酒井かおる 助手
橋本和美さんと酒井かおる支部長21世紀最初の年に、この様な大賞を頂きまして、胸が一杯で思わず涙が溢れました。小紋着せ付けでは3年続けてパーソナルビューティ賞を頂いて、それだけでも身にあまる光栄ですが、「モデルも着物もいいのに入賞出来ないのはやっぱり技術ね!」とやんわり橋本支部長にプレッシャーをかけられての日々でした。「もう!あなたの好きにして!」と言いつつもいつも必ず適切なアドバイスを下さる橋本支部長には感謝の気持ちで一杯です。今回どうしても黒地の名古屋帯を使いたかったのですが、良いのは高値ですし、自分の喪服用の帯に手芸でも施そうかと相談を持ちかけたところ、早速御自身の帯を提供して下さり、帯の地模様に添って3月から一針一針心を込めて刺繍しました。きものの色に合わせて配色しながら、小物を合わせたり、モデルのイメージを損なわない様、髪型、メイク、着付けと本当に楽しく勉強させて頂きました。素晴らしい指導者に恵まれた事、中2にしてモデルを立派に務めてくれた姪っ子。影から応援してくださった方々に心から感謝とお礼を申し上げます。
福井 福井中央支部 橋本 和美 支部長
紅型のご自分の着物に黒い帯はないかと、云われ喪服の丈の短い帯を渡しました。その帯を完全に解き、旦那様に帯幅の四角いししゅうわくを作ってもらって一人で色合わせを楽しみながら仕上げた根気には頭がさがりました。私の喪服の帯の様変わりに驚きました。コーディネイトするのが楽しく出場することが大好きな彼女に中2のむっつりの姪っ子さんもだんだんその気になり本番では最高の笑顔でした。きもの大好き、あれこれ合わせることが楽しいという彼女、3年連続のコーディネイト賞を頂き技術もちょと認められるといいなと思っていました。モデルの結ちゃんの協力でいただけました。ヘアーもメイクも会場についてから親子の様に日焼けした中学2年生もきもの向きに変身させました。彼女が出場する度に私自身が勉強をさせていただいています。きものは好きであること楽しむ事が何よりなのですね。まさかの優勝をいただきよろこびと戸惑いを感じています。
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